データベース オブジェクトへのアクセス権の付与
管理者は Products テーブルおよび vw_Names ビューから SELECT を実行し、pr_Names プロシージャを実行できますが、ユーザー Mary は実行できません。Mary に必要な権限を付与するには、GRANT ステートメントを使用します。
手順
次のステートメントを実行して、pr_Names ストアド プロシージャの EXECUTE 権限を Mary に与えます。
GRANT EXECUTE ON pr_Names TO Mary; GO
このシナリオでは、Mary はストアド プロシージャを使用して Products テーブルにのみアクセスできます。Mary がビューに対して SELECT ステートメントを実行できるようにする場合は、GRANT SELECT ON vw_Names TO Mary も実行する必要があります。データベース オブジェクトへのアクセス権を削除するには、REVOKE ステートメントを使用します。
注意 |
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テーブル、ビュー、およびストアド プロシージャが同じスキーマに所有されていない場合は、権限を付与すると、複雑になります。所有者が異なるオブジェクトに対して権限を構成する方法については、「所有権の継承」参照してください。 |
GRANT について
ストアド プロシージャを実行するには、EXECUTE 権限が必要です。データにアクセスしたり、データを変更するには、SELECT、INSERT、UPDATE、および DELETE 権限が必要です。GRANT ステートメントは、テーブルを作成する権限など、他の権限にも使用されます。