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キューブ属性のプロパティの定義

キューブ属性のプロパティにより、同じデータベース ディメンションに基づいたキューブ ディメンション内のディメンション属性に一意の設定を指定できます。次の表では、キューブ属性のプロパティについて説明します。

プロパティ

説明

AggregationUsage

集計デザイン ウィザードによる属性の集計の設計方法を指定します。このプロパティの値は次のとおりです。

値説明
Default 集計デザイン ウィザードは、属性の種類に基づいて既定のルール (キーの場合は Full、その他の場合は Unrestricted) を適用します。
None キューブの集計にはこの属性を含めないでください。
Unrestricted 集計デザイン ウィザードに対して制限を適用しません。
Full キューブのすべての集計にこの属性が含まれている必要があります。

既定値は Default です。

AttributeHierarchyEnabled

属性階層をこのキューブ ディメンションで有効にするかどうかを識別します。これによって属性階層を特定のキューブまたはディメンション ロールに対して無効にすることができます。この設定は、基になる属性階層が無効になっている場合には影響を受けません。既定値は True です。

OptimizedState

属性階層をこのキューブ ディメンションに対して最適化するかどうかを示します。これによって属性階層を特定のキューブまたはディメンション ロールに対して最適化できます。この設定は、基になる属性階層が最適化されていない場合には影響を受けません。このプロパティの値は次のとおりです。

値説明
FullyOptimized インスタンスは、階層のインデックスを構築し、クエリ パフォーマンスを改善します。これは既定値です。
NotOptimized インスタンスは追加のインデックスを構築しません。

既定値は FullyOptimized です。

AttributeHierarchyVisible

属性階層をこのキューブ ディメンションで表示するかどうかを示します。これによって属性階層を特定のキューブまたはディメンション ロールで表示できます。この設定は、基になる属性階層が表示されていない場合には影響を受けません。既定値は True です。

AttributeID

属性の一意識別子 (ID) を示します。