[データセットフィルター]/ ダイアログボックス

このダイアログボックスを使用すると、データセットに適用できるフィルターを作成できます。データセットとして、テスト用の外部データセット、またはマイニングモデルのケースデータを使用できます。フィルターの対象が外部データセットかマイニングモデルかによって、ダイアログボックスの名前が異なります。

フィルターを新しいデータセットに適用した場合、データセット内で条件を満たすケースのみを使用してデータマイニングモデルが評価されます。フィルターをマイニングモデル自体に適用した場合、既存のテストデータセット内でフィルター条件を満たすケースのみを使用してモデルがトレーニングおよびテストされます。

[データセットフィルター] ダイアログボックスは、[マイニング精度チャート] デザイナーの [入力の選択] タブから開くことができます。
[モデルフィルター] ダイアログボックスは、データマイニングデザイナーの [マイニングモデル] タブから開くことができます。
[条件] グリッドには、テーブル名または列名、演算子、およびターゲット値を指定するための列があります。基本的に、このグリッドを使用することは、WHERE 句を作成することになります。

ヒント
元のトレーニングデータのサブセットを使用して精度をテストするには、トレーニングセットを定義するときに使用したデータソースビューを外部テストデータとして追加し、次に条件を [データセットフィルター] グリッドに追加します。

詳細については、「テストおよび検証 (データマイニング)」を参照してください。

オプション

[条件]
テーブル名に続いて列名と条件が表示されます。

値	説明
[ルールの適用条件]	複数の条件を結合する演算子を選択します。
[マイニング構造列]	クリックして、データソースを選択します。次に、グリッド内の連続する行をクリックして、追加するデータソースの列を選択します。グリッドの最初の行は、データソースビューを指定します。データソースビューを選択すると、[マイニング構造列] にテーブルアイコンが表示され、[値] フィールドにこのデータソースに対して定義されているすべての条件の組み合わせが表示されます。データソースを選択すると、[マイニング構造列] ボックスに、データソース内の個々の列を含むドロップダウンリストが表示されます。
[演算子]	一覧から演算子を選択します。
[値]	テーブルの場合、データソースに適用されるすべてのフィルターの組み合わせが [値] フィールドに表示されます。テキストボックスの右側にある作成ボタン ([...]) をクリックして [フィルター] ダイアログボックスを開き、条件を作成することもできます。

[クエリの編集]
フィルター編集モードを変更して、フィルター式を [式] テキストボックスに直接入力できるようにします。

注
フィルター式を手動で変更した後は、[入力の選択] タブの [フィルター式] ボックスに式を保存した後でも、グリッド編集モードに戻すことはできません。グリッドを使用して式を作成する場合は、既存のフィルター式を削除して最初からやり直す必要があります。