キャッシュ変換
キャッシュ変換は、データ フロー内の接続されているデータ ソースのデータをキャッシュ接続マネージャーに書き込んで、参照変換用の参照データセットを生成します。 参照変換は、接続されているデータ ソースの入力列のデータを参照データベースの列と結合することにより参照を実行します。
参照変換をフル キャッシュ モードで実行するように構成する場合は、キャッシュ接続マネージャーを使用できます。 このモードでは、参照変換の実行前に参照データセットがキャッシュに読み込まれます。
キャッシュ接続マネージャーおよびキャッシュ変換でフル キャッシュ モードの参照変換を構成する手順については、「キャッシュ接続マネージャーの変換を使用してフル キャッシュ モードの参照変換を実装する」を参照してください。
参照データセットのキャッシュの詳細については、「参照変換」を参照してください。
注 |
---|
キャッシュ変換では一意の行だけがキャッシュ接続マネージャーに書き込まれます。 |
単一のパッケージ内で同じキャッシュ接続マネージャーにデータを書き込むことができるのは 1 つのキャッシュ変換だけです。 パッケージに複数のキャッシュ変換が含まれている場合、パッケージが実行されたときに最初に呼び出されたキャッシュ変換が接続マネージャーにデータを書き込みます。 それ以降のキャッシュ変換による書き込み操作は失敗します。
詳細については、「キャッシュ接続マネージャー」および「[キャッシュ接続マネージャー エディター]」を参照してください。
キャッシュ変換の構成
データをキャッシュ ファイル (.caw) に保存するようにキャッシュ接続マネージャーを構成できます。
キャッシュ変換は、次の方法で構成できます。
キャッシュ接続マネージャーを指定します。
キャッシュ変換の入力列をキャッシュ接続マネージャーの変換先列にマップします。
注 各入力列を変換先列にマップする必要があります。このとき、列のデータ型が一致している必要があります。 それ以外の場合、Integration Services デザイナーによりエラー メッセージが表示されます。
[キャッシュ接続マネージャー エディター] を使用して、列のデータ型、名前、およびその他の列プロパティを変更できます。
プロパティは、Integration Services デザイナーから設定できます。[詳細エディター] ダイアログ ボックスで設定できるプロパティの詳細については、「変換のカスタム プロパティ」を参照してください。
プロパティの設定方法の詳細については、「データ フロー コンポーネントのプロパティを設定する」を参照してください。
関連コンテンツ
|