次の方法で共有

登録済みサーバーを使用した要求時評価の実行

  • [アーティクル]

SQL Server の 1 つ以上のインスタンスに対して登録済みサーバーを使用して、ベスト プラクティス ポリシーの要求時評価を実行できます。 使用できるのは、ローカル サーバー グループまたは中央管理サーバーのいずれかです。

注意注

SQL Server 2005 以降のバージョンの SQL Server を実行しているサーバー グループ メンバーに対して、ベスト プラクティス ポリシーの要求時評価を実行できます。 ただし、SQL Server 2005 または SQL Server 2000 でサポートされていない一部のプロパティがポリシーによって参照される場合は、例外エラーが発生することがあります。

必要条件

この作業を実行するには、登録済みサーバーでサーバー登録を 1 つ以上構成しておく必要があります。 詳細については、次の各トピックを参照してください。

サーバー グループに対してベスト プラクティス ポリシーを評価するには

  1. SQL Server Management Studio で、[表示] メニューの [登録済みサーバー] をクリックします。

  2. [データベース エンジン] を展開し、構成に応じて [ローカル サーバー グループ] または [中央管理サーバー] を展開します。

  3. 以下のいずれかを実行します。

    • ローカル サーバー グループまたは中央管理サーバーによって管理されているすべてのサーバーに対してポリシーを評価するには、ローカル サーバー グループ名または中央管理サーバー名を右クリックして、[ポリシーの評価] をクリックします。

      注意注

      中央管理サーバーを通じてポリシーを評価する場合、ポリシーは中央管理サーバー自体に対しては評価されません。

    • ポリシーを特定の 1 台のサーバーまたはサーバー グループに対して評価するには、[ローカル サーバー グループ] または中央管理サーバー名を展開して、ポリシーの評価対象とするサーバーまたはサーバー グループを右クリックし、[ポリシーの評価] をクリックします。

  4. [ポリシーの評価] ダイアログ ボックスで、[ソース] ボックスの横にある参照ボタン ([…]) をクリックします。

  5. [ソースの選択] ダイアログ ボックスで、評価するポリシー ファイルのソースとして [ファイル] または [サーバー] のいずれかを選択できます。 [サーバー] をクリックすると、ベスト プラクティス ポリシーの要求時評価を実行できます。これらのポリシーは、ローカル サーバーまたはリモート サーバー上のポリシー ベースの管理に以前にインポートされたものです。 このチュートリアルでは、[ファイル] をクリックし、評価するポリシー ファイルを個別に選択します。 これを行うには、次の手順を実行します。

    1. [ファイル] をクリックします。

    2. [ファイル] の横にある参照ボタン ([…]) をクリックします。

    3. 評価する .xml ポリシー ファイルを 1 つ以上選択して、[開く] をクリックします。

      選択されたファイルの一覧が、[ファイル] ボックスに表示されます。

    4. [ソースの選択] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックします。

    5. [ポリシーを読み込んでいます] ダイアログ ボックスが表示されたら、[閉じる] をクリックします。

    選択したポリシーは、[ポリシーの選択] ページに一覧表示されます。 ポリシーの横に警告アイコンが表示された場合、そのポリシーにスクリプトが含まれていることを示します。

  6. [評価] をクリックして、ポリシーを評価します。

  7. 一部のポリシー エラーでは、ポリシー ベースの管理機能によってポリシーへの準拠を対象に直ちに適用できます。 このようなエラーの場合、エラーが発生したポリシーの横にチェック ボックスが表示されます。 このチェック ボックスをオンにするか、エラーが発生したポリシーのある行をクリックすると、評価に失敗した対象インスタンスの横にある対象の詳細ペインにチェック ボックスが表示されます。 いずれかのチェック ボックスをオンにすると、[適用] ボタンが有効になります。 [適用] をクリックすると、選択した対象インスタンス上で準拠していない設定が自動的に更新されます。

    注記注意

    ポリシー設定を十分に理解してから、対象インスタンスを自動更新してください。 チェック ボックスを 1 つ以上オンにした後に、[スクリプト] をクリックして出力先を選択することをお勧めします。これにより、基になる Transact-SQL コードを確認してから、変更内容を適用できます。

  8. ポリシーに関する詳細な結果を確認するには、[結果] テーブルでポリシーをクリックします。 [対象の詳細] テーブルには各インスタンスの詳細が表示されます。

次のレッスン

レッスン 2 : スケジュールに基づくベスト プラクティス ポリシーの評価

関連項目

概念

ポリシー ベースの管理を使用したベスト プラクティスの監視と実行

中央管理サーバーを使用した複数のサーバーの管理