次の方法で共有


FIRSTDATE 関数

指定された日付列の、現在のコンテキストにおける最初の日付を返します。

構文

FIRSTDATE(<dates>)

パラメーター

項目

定義

dates

日付が格納されている列。

戻り値

日付値が格納されている、1 行 1 列から成るテーブル。

説明

注意

コンテキストが数式の結果に与える影響の詳細については、「DAX の数式のコンテキスト」を参照してください。

dates 引数には、次のいずれかを指定できます。

  • 日付/時刻列への参照。

  • 日付/時刻値の単一列を返すテーブル式。

  • 日付/時刻値の単一列テーブルを定義するブール式。

注意

ブール式の制約の詳細については、「CALCULATE 関数」を参照してください。

現在のコンテキストが単一の日付の場合、FIRSTDATE 関数と LASTDATE 関数で返される値は同じになります。

実際には、戻り値は 1 行 1 列のテーブルになります。 そのため、この関数は、引数にテーブルを必要とする任意の関数の引数として使用できます。 さらに、戻り値は、日付の値が必要な場合に使用できます。

この DAX 関数は DirectQuery モードでは使用できません。 DirectQuery モデルの制限の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=219172 を参照してください。

使用例

次の例は、現在のコンテキストのインターネット経由で販売が行われた最初の日付を取得するメジャーを作成する数式です。

この数式の動作を確認するには、ピボットテーブルを作成し、ピボットテーブルの [行ラベル] 領域に CalendarYear フィールドを追加します。 次に、コード例で定義されている数式を使用して、ピボットテーブルの [値] 領域に FirstSaleDate という名前のメジャーを追加します。

=FIRSTDATE('InternetSales_USD'[SaleDateKey])

関連項目

参照

LASTDATE 関数

FIRSTNONBLANK 関数

その他の技術情報

日付と時刻の関数 (DAX)

タイム インテリジェンス関数 (DAX)

サンプル データの入手