モデルの配置 (マスター データ サービス)
マスター データ サービス におけるパッケージは、配置可能なモデル構造と (必要に応じて) モデル データを含んだ XML ファイルです。 モデル パッケージを使用して、モデルのコピーを MDS 環境間で移動したり、既存の MDS 環境に新しいモデルを作成したりすることができます。
.gif "重要な注意事項") 重要 |
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パッケージは、そのパッケージが作成されたエディションの SQL Server にのみ配置できます。 つまり、SQL Server 2008 R2 で作成されたパッケージを SQL Server 2012 に配置することはできません。 |
モデルを展開するためのツール
モデル パッケージを使用するには、3 つのツールをニーズに応じて使い分けることができます。
MDSModelDeploy ツール: モデル オブジェクトとデータを作成して配置するには、MDSModelDeploy.exe ツールを使用します。 MDS のインストール時に既定のパスを選択した場合、drive:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\Master Data Services\Configuration にこのツールが格納されています。
モデル配置ウィザード: モデルの構造のみのパッケージを作成して配置するには、マスター データ マネージャー Web アプリケーションのウィザードを使用します。 このウィザードを使用して、データを配置することはできません。
モデル パッケージ エディター: モデル パッケージを編集するには、ModelPackageEditor.exe を使用してモデル パッケージ エディター ウィザードを起動します。 このウィザードを使用して、MDSModelDeploy ツールまたはモデル配置ウィザードによって作成されたパッケージを編集します。 MDS のインストール時に既定のパスを選択した場合、drive:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\Master Data Services\Configuration にこのツールが格納されています。
| 重要 |
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MDSDeployModel を使用すると、新しいモデルの作成、モデルの複製の作成、または既存のモデルとそのデータの更新を実行できます。 MDSModelDeploy ツールを使用して既存のモデルとそのデータを更新するときに、配置先モデルに存在するエンティティ、属性、またはメンバーがパッケージに含まれていない場合は、MDSModelDeploy によって、そのエンティティ、属性、またはメンバーがモデルから削除されることはありません。 |
パッケージに含められるもの
モデル パッケージは、.pkg 拡張子付きで保存される XML ファイルです。 配置パッケージを作成する場合、データを含めるかどうかを決定できます。 データを含める場合は、含めるデータのバージョンを選択する必要があります。
パッケージには、すべてのモデル オブジェクトが含まれています。 オブジェクトを次に示します。
エンティティ
属性
属性グループ
階層
コレクション
ビジネス ルール
バージョン フラグ
サブスクリプション ビュー
ユーザー定義メタデータ、ファイル属性、ユーザーの権限、およびグループの権限は含めることができません。 モデルを配置した後、これらを手動で更新する必要があります。
サンプル パッケージ
サンプル パッケージ ファイルは マスター データ サービス のインストールに含まれています。 このパッケージ ファイルは、マスター データ サービス をインストールした Master Data Services\Samples\Packages ディレクトリにあります。 MDSModelDeploy ツールを使用してサンプル パッケージを配置したときに、サンプル モデルが作成されデータが読み込まれます。
関連タスク
タスクの説明 |
トピック |
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MDSModelDeploy ツールを使用して、モデル オブジェクトとデータの新しい配置パッケージを作成します。 |
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ウィザードを使用して、モデル オブジェクトのみの新しい配置パッケージを作成します。 |
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MDSModelDeploy ツールを使用して、モデル オブジェクトとデータのパッケージを配置します。 |
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ウィザードを使用して、モデル オブジェクトのみのパッケージを配置します。 |
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モデル全体ではなく、モデルの選択した部分を配置するには、モデルの配置パッケージを編集します。 |