sp_prepare (Transact SQL)
パラメーター化された Transact-SQL ステートメントを準備して実行用のステートメント ハンドルを返します。sp_prepare は、ID = 11 を指定した場合に表形式のデータ ストリーム (TDS) パケットで呼び出されます。
構文
sp_prepare handle OUTPUT, params, stmt, options
引数
handle
SQL Server によって生成される準備済みハンドル識別子です。handle は、戻り値が int の必須パラメーターです。params
パラメーター化されたステートメントを指定します。変数の params 定義は、ステートメントのパラメーター マーカーと置き換えられます。params は、ntext、nchar、または nvarchar 入力値を必要とする必須パラメーターです。ステートメントがパラメーター化されていない場合は、NULL 値を入力します。stmt
カーソル結果セットを定義します。stmt パラメーターは必須で、ntext、nchar、または nvarchar 入力値を必要とします。options
カーソル結果セット列の説明を返す省略可能なパラメーターです。options は、次の int 入力値を必要とします。値
説明
0x0001
RETURN_METADATA
使用例
次の例では、単純なステートメントを準備して実行します。
Declare @P1 int;
Exec sp_prepare @P1 output,
N'@P1 nvarchar(128), @P2 nvarchar(100)',
N'SELECT database_id, name FROM sys.databases WHERE name=@P1 AND state_desc = @P2';
Exec sp_execute @P1, N'tempdb', N'ONLINE';
EXEC sp_unprepare @P1;