cancel オプション (Distributed Replay 管理ツール)
Microsoft SQL Server Distributed Replay 管理ツールである DReplay.exe は、Distributed Replay Controller と通信するために使用できるコマンド ライン ツールです。 このトピックでは、cancel コマンド ライン オプションとそれに対応する構文について説明します。
cancel オプションは、コントローラーで実行されている現在の操作をキャンセルします。
管理ツールの構文で使用される構文表記規則の詳細については、「Transact-SQL 構文表記規則 (Transact-SQL)」を参照してください。
構文
dreplay cancel [-m controller] [-q]
パラメーター
-m controller
コントローラーのコンピューター名です。 "localhost" または "." を使用してローカル コンピューターを参照できます。-m パラメーターが指定されていない場合、ローカル コンピューターが使用されます。
-q
非表示モードです。 確認のプロンプトは表示されません。-q パラメーターは省略可能です。
使用例
次の例では、非表示モードでキャンセル要求が送信されます。 値 localhost は、コントローラー サービスが管理ツールと同じコンピューターで実行されていることを示します。
dreplay cancel –m localhost -q
権限
対話ユーザー (ローカル ユーザーまたはドメイン ユーザー アカウント) として、管理ツールを実行する必要があります。 ローカル ユーザー アカウントを使用するには、管理ツールとコントローラーが同じコンピューター上で実行されていなければなりません。
詳細については、「Distributed Replay のセキュリティ」を参照してください。