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HASONEFILTER 関数 (DAX)

columnName で直接フィルター処理された値の数が 1 つの場合は TRUE を返し、それ以外の場合は FALSE を返します。

構文

HASONEFILTER(<columnName>) 

パラメーター

  • columnName
    標準 DAX 構文を使用した既存の列の名前。 式を指定することはできません。

戻り値

columnName で直接フィルター処理された値の数が 1 つの場合は TRUE。それ以外の場合は FALSE。

説明

  1. HASONEFILTER() は、COUNTROWS(FILTERS(<columnName>)) = 1 と同等です。

  2. この関数は HASONEVALUE() と似ていますが、HASONEVALUE() はクロスフィルターに基づいて動作するのに対し、HASONEFILTER() は直接フィルターによって動作します。

使用例

次の例は、HASONEFILTER() を使用して ResellerSales_USD[ProductKey] のフィルターを返す方法 (1 つのフィルターが存在する場合)、または空白を返す方法 (ResellerSales_USD[ProductKey] にフィルターがない場合または複数のフィルターがある場合) を示します。

=IF(HASONEFILTER(ResellerSales_USD[ProductKey]),FILTERS(ResellerSales_USD[ProductKey]),BLANK())