インストール後の手順の実行
Distributed Replay をインストールした後、Distributed Replay Controller サービスおよび Distributed Replay Client サービスのアカウントを変更する必要があります。
インストール後の手順を実行するには
ファイアウォール ルールを作成する: コントローラー コンピューターとクライアント コンピューターで、対応するサービスのファイアウォール経由の受信トラフィックを許可する必要があります。 インストール フォルダーに配置されているサービス実行可能ファイルのファイアウォール ルールを指定します。
コントローラー サービスの場合は、インストール フォルダーにある DReplayController.exe のルールを作成します。 たとえば、次のコマンドを実行すると、このルールが有効になります (%InstallPath% はサービスのインストール フォルダーです)。
netsh advfirewall firewall add rule name="allow dreplay controller" dir=in program="%InstallPath%\DReplayController\DReplayController.exe" action=allow
クライアント サービスの場合は、クライアント コンピューターごとに、インストール フォルダーにある DReplayClient.exe のルールを作成します。 たとえば、次のコマンドを実行すると、このルールが有効になります (%InstallPath% はサービスのインストール フォルダーです)。
netsh advfirewall firewall add rule name="allow dreplay client" dir=in program="%InstallPath%\DReplayClient\DReplayClient.exe" action=allow
対象サーバーで各クライアントの権限を与える: クライアント コンピューターへのクライアント サービスのインストールが完了したら、SQL Server の対象インスタンスの sysadmin ロールにクライアント サービス アカウントを手動で追加する必要があります。
セキュリティ
Distributed Replay の機能をインストールするには、管理権限が必要です。 sysadmin 権限を持つ SQL Server ログインのみが、テスト サーバーの sysadmin サーバー ロールにクライアント サービス アカウントを追加できます。 Distributed Replay のセキュリティ上の考慮事項の詳細については、「Distributed Replay のセキュリティ」を参照してください。