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DQS ログ ファイルの詳細設定の構成

このトピックでは、Data Quality サーバー ログ ファイルと Data Quality クライアント ログ ファイルの詳細設定を構成する方法 (ログ ファイルのローリング ファイル サイズの制限の設定、イベントのタイム スタンプ パターンの設定など) について説明します。

注意

これらのアクティビティは Data Quality クライアント を使用して実行できません。また、これらのアクティビティは上級ユーザーだけが実行できます。

このトピックの内容

  • 作業を開始する準備:

    セキュリティ

  • Data Quality Server のログ設定の構成

  • Data Quality Client のログ設定の構成

作業を開始する準備

セキュリティ

権限

  • DQS_MAIN データベースの A_CONFIGURATION テーブルで構成の設定を変更するには、Windows ユーザー アカウントが SQL Server インスタンスの sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーであることが必要です。

  • Data Quality クライアント のログ設定を構成するには、DQLog.Client.xml ファイルを変更するコンピューターの Administrators グループのメンバーとしてログオンする必要があります。

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Data Quality Server のログ設定の構成

Data Quality サーバー のログ設定は、DQS_MAIN データベースの A_CONFIGURATION テーブル内の [ServerLogging] 行の [VALUE] 列に XML 形式で示されます。 構成情報を表示するには、次の SQL クエリを実行します。

select * from DQS_MAIN.dbo.A_CONFIGURATION where NAME='ServerLogging'

Data Quality サーバー ログ記録の構成設定を変更するには、[ServerLogging] 行の [VALUE] 列で該当する情報を更新する必要があります。 この例では、Data Quality サーバー ログ設定を更新して、ローリング ファイルのサイズ制限を 25000 KB (既定値は 20000 KB) に設定します。

  1. Microsoft SQL Server Management Studio を起動し、適切な SQL Server インスタンスに接続します。

  2. オブジェクト エクスプローラーでサーバーを右クリックし、[新しいクエリ] をクリックします。

  3. クエリ エディター ウィンドウで、SQL ステートメントをコピーします。

    -- Begin the transaction.
    BEGIN TRAN
    GO
    -- set the XML value field for the row with name=ServerLogging
    update DQS_MAIN.dbo.A_CONFIGURATION 
    set VALUE='<configuration>
      <configSections>
        <section name="loggingConfiguration" type="Microsoft.Practices.EnterpriseLibrary.Logging.Configuration.LoggingSettings, Microsoft.Practices.EnterpriseLibrary.Logging, Version=4.1.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=e44a2bc38ed2c13c" />
      </configSections>
      <loggingConfiguration name="Logging Application Block" tracingEnabled="true" defaultCategory="" logWarningsWhenNoCategoriesMatch="true">
        <listeners>
          <add fileName="###REPLACE_THIS_WITH_SQL_SERVER_INSTANCE_LOG_FOLDER_NAME###DQServerLog.###REPLACE_THIS_WITH_SQL_CATALOG_NAME###.log" footer="" formatter="Custom Text Formatter" header="" rollFileExistsBehavior="Increment" rollInterval="None" rollSizeKB="25000" timeStampPattern="yyyy-MM-dd" listenerDataType="Microsoft.Practices.EnterpriseLibrary.Logging.Configuration.RollingFlatFileTraceListenerData, Microsoft.Practices.EnterpriseLibrary.Logging, Version=4.1.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=e44a2bc38ed2c13c" traceOutputOptions="None" filter="All" type="Microsoft.Practices.EnterpriseLibrary.Logging.TraceListeners.RollingFlatFileTraceListener, Microsoft.Practices.EnterpriseLibrary.Logging, Version=4.1.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=e44a2bc38ed2c13c" name="Rolling Flat File Trace Listener" />
        </listeners>
        <formatters>
          <add template="{timestamp(local)}|[{threadName}]|{dictionary({value}|)}{message}" type="Microsoft.Practices.EnterpriseLibrary.Logging.Formatters.TextFormatter, Microsoft.Practices.EnterpriseLibrary.Logging, Version=4.1.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=e44a2bc38ed2c13c" name="Custom Text Formatter" />
        </formatters>
        <logFilters>
          <add enabled="true" type="Microsoft.Practices.EnterpriseLibrary.Logging.Filters.LogEnabledFilter, Microsoft.Practices.EnterpriseLibrary.Logging, Version=4.1.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=e44a2bc38ed2c13c" name="LogEnabled Filter" />
        </logFilters>
        <categorySources />
        <specialSources>
          <allEvents switchValue="All" name="All Events" />
          <notProcessed switchValue="All" name="Unprocessed Category" />
          <errors switchValue="All" name="Logging Errors &amp; Warnings">
            <listeners>
              <add name="Rolling Flat File Trace Listener" />
            </listeners>
          </errors>
        </specialSources>
      </loggingConfiguration>
    </configuration>'
    WHERE NAME='ServerLogging'
    GO
    -- check the result
    select * from DQS_MAIN.dbo.A_CONFIGURATION where NAME='ServerLogging'
    
    -- Commit the transaction.
    COMMIT TRAN
    
  4. F5 キーを押してステートメントを実行します。 [結果] ペインを確認してステートメントが正常に実行されたことを確認します。

  5. Data Quality サーバー のログ構成の変更を適用するには、次の Transact-SQL ステートメントを実行する必要があります。 新しいクエリ エディター ウィンドウを開き、次の Transact-SQL ステートメントを貼り付けます。

    USE [DQS_MAIN]
    GO
    DECLARE @return_value int
    EXEC @return_value = [internal_core].[RefreshLogSettings]
    SELECT 'Return Value' = @return_value
    GO
    
  6. F5 キーを押してステートメントを実行します。 [結果] ペインを確認してステートメントが正常に実行されたことを確認します。

注意

Data Quality サーバー のログ設定の構成が動的に生成されて、DQS_MAIN.Log ファイルに保存されます。SQL Server の既定のインスタンスをインストールしている場合、DQS_MAIN.Log ファイルは通常 C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL11.MSSQLSERVER\MSSQL\Log に格納されます。 ただし、このファイルで直接変更した内容は保持されず、DQS_MAIN データベースの A_CONFIGURATION テーブルの構成設定で上書きされます。

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Data Quality Client のログ設定の構成

通常、Data Quality クライアント のログ設定構成ファイルである DQLog.Client.xml は C:\Program Files\Microsoft SQL Server\110\Tools\Binn\DQ\config に格納されます。 この XML ファイルの内容は、前に Data Quality サーバー のログ構成設定で変更した XML ファイルと似ています。 Data Quality クライアント のログ設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 管理者として、任意の XML 編集ツールやメモ帳を実行します。

  2. DQLog.Client.xml ファイルをツールやメモ帳で開きます。

  3. 必要な変更を行い、ファイルを保存して、新しいログの変更を適用します。

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関連項目

概念

DQS ログ ファイルの重大度レベルの構成