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データ フローの分析

catalog.execution_data_statistics SSISDB データベース ビューを使用して、パッケージのデータ フローを分析できます。 このビューは、データ フロー コンポーネントが下流コンポーネントへデータを送信するたびに 1 行表示します。 この情報を使用して、各コンポーネントに送信される行をより詳しく理解できます。

注意

catalog.execution_data_statistics ビューに関する情報を取得するために、ログ レベルは詳細に設定する必要があります。

次の例では、パッケージのコンポーネント間で送信された行の数が表示されます。

use SSISDB
select package_name, task_name, source_component_name, destination_component_name, rows_sent
from catalog.execution_data_statistics
where execution_id = 132
order by source_component_name, destination_component_name

以下の例では、特定の実行で各コンポーネントによって送信された 1 ミリ秒あたりの行数が計算されます。 計算される値は次のとおりです。

  • total_rows - コンポーネントによって送信されたすべての行の合計数

  • wall_clock_time_ms – コンポーネントごとの実行の合計経過時間 (ミリ秒単位)

  • num_rows_per_millisecond – 各コンポーネントによって送信された 1 ミリ秒あたりの行数

計算時の 0 除算エラーを防止するために HAVING 句が使用されています。

use SSISDB
select source_component_name, destination_component_name,
    sum(rows_sent) as total_rows,
    DATEDIFF(ms,min(created_time),max(created_time)) as wall_clock_time_ms,
    ((0.0+sum(rows_sent)) / (datediff(ms,min(created_time),max(created_time)))) as [num_rows_per_millisecond]
from [catalog].[execution_data_statistics]
where execution_id = 132
group by source_component_name, destination_component_name
having (datediff(ms,min(created_time),max(created_time))) > 0
order by source_component_name desc

関連タスク

データ フローのデバッグ

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関連項目

概念

データ フロー内のデータ