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データベースのターゲットの復旧時間の変更 (SQL Server)

このトピックでは、SQL Server Management Studio または Transact-SQL を使用して、SQL Server 2012 の SQL Server データベースのターゲットの復旧時間を変更する方法について説明します。 既定では、ターゲットの復旧時間は 0 で、データベースは自動チェックポイント (復旧間隔サーバー オプションによって制御されます) を使用します。 ターゲットの復旧時間を 0 より大きい値に設定すると、データベースは間接的なチェックポイントを使用するようになり、このデータベースの復旧時間に上限を設定します。

注意

ターゲットの復旧時間の設定によって特定のデータベースに対して指定された上限は、実行時間の長いトランザクションによって UNDO が過度に繰り返される場合には超過することがあります。

  • 作業を開始する準備: 制限事項と制約事項、セキュリティ

  • ターゲットの復旧時間の変更に使用するもの: SQL Server Management Studio または Transact-SQL

作業を開始する準備

制限事項と制約事項

  • 間接チェックポイントが構成されたデータベースでオンライン トランザクション ワークロードが生じると、パフォーマンスが低下することがあります。

セキュリティ

権限

データベースに対する ALTER 権限が必要です。

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SQL Server Management Studio の使用

ターゲットの復旧時間を変更するには

  1. オブジェクト エクスプローラーで、SQL Server データベース エンジンのインスタンスに接続し、そのインスタンスを展開します。

  2. 変更するデータベースを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  3. [データベースのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[オプション] ページをクリックします。

  4. [復旧] パネルの [ターゲットの復旧時間 (秒)] フィールドで、このデータベースの復旧時間の上限にする秒数を指定します。

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Transact-SQL の使用

ターゲットの復旧時間を変更するには

  1. データベースがある SQL Server インスタンスに接続します。

  2. ALTER DATABASE ステートメントを使用します。次にその例を示します。

    TARGET_RECOVERY_TIME = target_recovery_time { SECONDS | MINUTES }

    • target_recovery_time
      0 (既定値) より大きい値の場合は、指定されたデータベースでクラッシュが発生したときの復旧時間に上限を指定します。

    • SECONDS
      target_recovery_time が秒数で表されることを示します。

    • MINUTES
      target_recovery_time が分単位の時間で表されることを示します。

    次の例では、 AdventureWorks2012 データベースのターゲットの復旧時間を 90 秒に設定します。

    ALTER DATABASE AdventureWorks2012 SET TARGET_RECOVERY_TIME = 90 SECONDS;
    

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関連項目

参照

ALTER DATABASE の SET オプション (Transact-SQL)

概念

データベース チェックポイント (SQL Server)