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SQL Server Data Tools でのパッケージの実行

一般に、パッケージの開発、デバッグ、およびテストの段階では、SQL Server データ ツール (SSDT) でパッケージを実行します。 SSIS デザイナーからパッケージを実行すると、パッケージは常に即座に実行されます。

パッケージの実行中は、SSIS デザイナーの [進行状況] タブにパッケージの実行の進行状況が表示されます。 パッケージおよびそのタスクおよびコンテナーの開始時間と終了時間に加え、パッケージ内で失敗したタスクまたはコンテナーに関する情報が表示されます。 パッケージの実行が完了した後は、[実行結果] タブで実行時情報を確認できます。 詳細については、「制御フローのデバッグ」の「進行状況レポート」を参照してください。

デザイン時配置。 SQL Server Data Tools でパッケージを実行すると、そのパッケージが構築されフォルダーに配置されます。 パッケージを実行する前に、パッケージを配置するフォルダーを指定できます。 フォルダーを指定しない場合、既定で bin フォルダーが使用されます。 こうした配置方法は、デザイン時配置と呼ばれます。

SQL Server Data Tools でパッケージを実行するには

  1. ソリューションに複数のプロジェクトが含まれている場合は、ソリューション エクスプローラーで、パッケージを含む Integration Services プロジェクトを右クリックし、[スタートアップ オブジェクトに設定] をクリックしてスタートアップ プロジェクトを設定します。

  2. プロジェクトに複数のパッケージが含まれている場合は、ソリューション エクスプローラーで、パッケージの 1 つを右クリックし、[スタートアップ オブジェクトに設定] をクリックしてスタートアップ パッケージを設定します。

  3. パッケージを実行するには、次のいずれかの手順を実行します。

    • 実行するパッケージを開き、メニュー バーの [デバッグ開始] をクリックするか、F5 キーを押します。 パッケージの実行が完了したら、Shift キーを押しながら F5 キーを押して、デザイン モードに戻ります。

    • ソリューション エクスプローラーでパッケージを右クリックし、[パッケージの実行] をクリックします。

デザイン時配置用に別のフォルダーを指定するには

  1. ソリューション エクスプローラーで、実行するパッケージが含まれる Integration Services プロジェクト フォルダーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  2. [<プロジェクト名> プロパティ ページ] ダイアログ ボックスで、[ビルド] をクリックします。

  3. OutputPath プロパティの値を更新して、デザイン時配置用に使用するフォルダーを指定し、[OK] をクリックします。

関連項目

タスク

プロジェクトとパッケージの実行

概念

Integration Services (SSIS) パッケージ