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SQRT (SSIS 式)

数値式の平方根を返します。

構文

SQRT(numeric_expression)

引数

戻り値の型

DT_R8

説明

引数が NULL の場合、SQRT 関数は NULL を返します。

引数が負の値の場合、SQRT 関数の処理は失敗します。

平方根演算の前に、引数は DT_R8 データ型にキャストされます。

式の例

この例では、数値リテラルの平方根が返されます。 返される結果は 12 です。

SQRT(144)

この例では、式の平方根、つまり、Value1 列の値から Value2 列の値を減算した結果の値の平方根が返されます。

SQRT(Value1 - Value2)

この例では、SQUARE 関数を 2 つの変数に適用して、その合計の平方根を計算することにより、直角三角形の 3 番目の辺の長さが返されます。 Side1 の値が 3、Side2 の値が 4 の場合、SQRT 関数は 5 を返します。

SQRT(SQUARE(@Side1) + SQUARE(@Side2))
注意

  式に含まれる変数名には、常にプレフィックスの @ を付けます。

関連項目

その他の技術情報

関数 (SSIS 式)