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AceCollection クラス

1 つ以上のトラスティのアクセス権を指定するアクセス制御エントリのコレクションを表します。

継承階層

System.Object
  System.Collections.CollectionBase
    Microsoft.ReportingServices.Interfaces.AceCollection

名前空間:  Microsoft.ReportingServices.Interfaces
アセンブリ:   Microsoft.ReportingServices.Interfaces (Microsoft.ReportingServices.Interfaces.dll)
  Microsoft.ReportingServices.SharePoint.UI.WebParts (Microsoft.ReportingServices.SharePoint.UI.WebParts.dll)

構文

'宣言
<SerializableAttribute> _
Public NotInheritable Class AceCollection _
    Inherits CollectionBase
'使用
Dim instance As AceCollection
[SerializableAttribute]
public sealed class AceCollection : CollectionBase
[SerializableAttribute]
public ref class AceCollection sealed : public CollectionBase
[<SealedAttribute>]
[<SerializableAttribute>]
type AceCollection =  
    class 
        inherit CollectionBase 
    end
public final class AceCollection extends CollectionBase

AceCollection 型は、以下のメンバーを公開しています。

コンストラクター

  名前 説明
パブリック メソッド AceCollection AceCollection クラスの新しいインスタンスを初期化します。

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プロパティ

  名前 説明
パブリック プロパティ Capacity (CollectionBase から継承されています。)
パブリック プロパティ Count (CollectionBase から継承されています。)
パブリック プロパティ Item 指定したインデックスにある要素を取得または設定します。C# の場合、このプロパティは AceCollection クラスのインデクサーとなります。

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メソッド

  名前 説明
パブリック メソッド Add オブジェクトを AceCollection の末尾に追加します。
パブリック メソッド Clear (CollectionBase から継承されています。)
パブリック メソッド Equals (Object から継承されています。)
パブリック メソッド GetEnumerator (CollectionBase から継承されています。)
パブリック メソッド GetHashCode (Object から継承されています。)
パブリック メソッド GetType (Object から継承されています。)
パブリック メソッド RemoveAt (CollectionBase から継承されています。)
パブリック メソッド ToString (Object から継承されています。)

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明示的なインターフェイスの実装

  名前 説明
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IList.Add (CollectionBase から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IList.Contains (CollectionBase から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド ICollection.CopyTo (CollectionBase から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IList.IndexOf (CollectionBase から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IList.Insert (CollectionBase から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート プロパティ IList.IsFixedSize (CollectionBase から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート プロパティ IList.IsReadOnly (CollectionBase から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート プロパティ ICollection.IsSynchronized (CollectionBase から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート プロパティ IList.Item (CollectionBase から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート メソッド IList.Remove (CollectionBase から継承されています。)
明示的なインターフェイスの実装プライベート プロパティ ICollection.SyncRoot (CollectionBase から継承されています。)

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説明

AceCollection インスタンスには、種類が AceStruct のアイテムが含まれており、レポート サーバー データベースのアイテムに対するアクセス制御リスト (ACL) を表すために使用されます。

AceCollection は、レポート サーバー データベースのセキュリティ保護可能なアイテムへのアクセスを許可されたトラスティを識別します。 ユーザーまたはプロセスがセキュリティ保護可能なアイテムにアクセスしようとすると、セキュリティ拡張機能はオブジェクトのアクセス制御エントリ コレクションのアクセス制御エントリを確認して、アクセスを許可するかどうかを判断します。 セキュリティ拡張機能は、要求されたアクセス権をすべて許可するものが見つかるまで、アクセス制御エントリを順に確認します。 アクセス確認の詳細については、「CheckAccess」を参照してください。

AceCollection は、Microsoft Windows のアクセス制御リストと似ています。 フォルダーや個々のレポートなど、レポート サーバー データベースの特定のアイテムに対して各ユーザーが持っているアクセス権をレポート サーバーに示す一覧です。 各アイテムには、そのアクセス制御リストを識別するセキュリティ記述子があります。 一覧には、アクセス特権を持っているシステム ユーザーごとのエントリがあります。 最も一般的な特権には、プロパティの読み取り、コンテンツの更新、レポートの実行などがあります。 各アクセス制御リストには、ユーザーまたはグループの名前と、ユーザーが実行を許可されている操作で構成される 1 つ以上のアクセス制御エントリがあります。 これらの各ユーザーまたはグループには、列挙可能な操作のコレクションでのアクセス特権が指定されています。 通常、システム管理者またはアイテム所有者は、レポート サーバー Web サービスをとおしてレポート サーバー ポリシーを設定する際に、オブジェクトのアクセス制御リストを作成します。 管理アプリケーション (レポート マネージャーなど) は、Web サービスの SetPolicies メソッドと SetSystemPolicies メソッドを呼び出します。

AceCollection は、引数として IAuthorizationExtension インターフェイスの CreateSecurityDescriptor メソッドに渡されます。 CreateSecurityDescriptor を実装し、AceCollection と、セキュリティ記述子に必要な他のすべてのメタデータをシリアル化します。 また、CheckAccess メソッドを実装するときは、レポート サーバー データベースのアイテムの AceCollection を処理する必要があります。

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) のメンバーはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバーの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

関連項目

参照

Microsoft.ReportingServices.Interfaces 名前空間