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手順 7 : OLE DB 変換先の追加と構成

前回までの実習で、フラット ファイル ソースからデータを抽出し、変換先との互換性のある形式にデータを変換できるパッケージを作成しました。 次は、変換したデータを実際に変換先に読み込みます。 データを読み込むには、データ フローに OLE DB 変換先を追加する必要があります。 OLE DB 変換先では、データベース テーブル、ビュー、または SQL コマンドを使用して、OLE DB に準拠するさまざまなデータベースにデータを読み込むことができます。

この操作では、以前に作成した OLE DB の接続マネージャーを使用できるように、OLE DB 変換先を追加、構成します。

サンプルの OLE DB 変換先を追加および構成するには

  1. SSIS ツールボックス[その他の変換先] を展開し、[OLE DB 変換先][データ フロー] タブのデザイン画面にドラッグします。 OLE DB 変換先を [Lookup Date Key] 変換のすぐ下に置きます。

  2. [Lookup DateKey] 変換をクリックし、緑色の矢印を、新しく追加した [OLE DB 変換先] にドラッグします。2 つのコンポーネントが接続されます。

  3. [入出力の選択] ダイアログ ボックスの [出力] ボックスの一覧で [参照の一致出力] をクリックし、[OK] をクリックします。

  4. [データ フロー] デザイン画面で、新しく追加した [OLE DB 変換先] コンポーネントの [OLE DB 変換先] をクリックし、名前を「Sample OLE DB Destination」に変更します。

  5. [Sample OLE DB Destination] をダブルクリックします。

  6. [OLE DB 変換先エディター] ダイアログ ボックスの [OLE DB 接続マネージャー] ボックスで localhost.AdventureWorksDW2012 が選択されていることを確認します。

  7. [テーブル名またはビュー名] ボックスで [dbo].[FactCurrencyRate] を選択するか、または直接入力します。

  8. [新規作成] をクリックして新しいテーブルを作成します。 スクリプト内のテーブル名を「NewFactCurrencyRate」に変更します。 [OK] をクリックします。

  9. [OK] をクリックすると、ダイアログが閉じ、[テーブル名またはビュー名] は自動的に「NewFactCurrencyRate」に変更されます。

  10. [マッピング] をクリックします。

  11. AverageRateCurrencyKeyEndOfDayRate、および DateKey の各入力列が変換先列に正しくマップされていることを確認します。 同じ名前の列がマップされていれば、マッピングは適切です。

  12. [OK] をクリックします。

  13. [Sample OLE DB Destination] 変換先を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  14. [プロパティ] ウィンドウで、[LocaleID] プロパティが [英語 (米国)] に、[DefaultCodePage] プロパティが [1252] に設定されていることを確認します。

このレッスンの次の作業

手順 8: レッスン 1 のパッケージをわかりやすくする作業

関連項目

概念

OLE DB 変換先