DROP VIEW (Transact-SQL)
1 つ以上のビューを現在のデータベースから削除します。 DROP VIEW は、インデックス付きビューに対して実行できます。
構文
DROP VIEW [ schema_name . ] view_name [ ...,n ] [ ; ]
引数
schema_name
ビューが所属するスキーマの名前を指定します。view_name
削除するビューの名前を指定します。
説明
ビューを削除すると、ビューの定義やビューに関するその他の情報がシステム カタログから削除されます。 ビューに対する権限もすべて削除されます。
DROP TABLE を使用して削除されたテーブルのすべてのビューは、DROP VIEW を使用して明示的に削除する必要があります。
DROP VIEW をインデックス付きビューに対して実行すると、ビューのすべてのインデックスが自動的に削除されます。 ビューのすべてのインデックスを表示するには、sp_helpindex を使用します。
ビューからクエリを実行すると、データベース エンジンでは、ステートメントで参照されているデータベース オブジェクトがすべて存在すること、データベース オブジェクトがステートメントのコンテキストで有効であること、およびデータ変更ステートメントがデータの整合性規則に違反していないことが確認されます。 確認に失敗すると、エラー メッセージが返されます。 確認に成功すると、指定した動作が、基になるテーブルに対する動作に変換されます。 ビューが作成された後で基になるテーブルやビューが変更された場合は、ビューを削除して再作成することが適切な場合があります。
特定のビューの従属性を確認する方法の詳細については、「sys.sql_dependencies (Transact-SQL)」を参照してください。
ビューのテキストを表示する方法の詳細については、「sp_helptext (Transact-SQL)」を参照してください。
権限
ビューの CONTROL 権限、ビューを含んでいるスキーマの ALTER 権限、または db_ddladmin 固定サーバー ロールのメンバーシップが必要です。
使用例
次の例では、ビュー Reorder を削除します。
USE AdventureWorks2012 ;
GO
IF OBJECT_ID ('dbo.Reorder', 'V') IS NOT NULL
DROP VIEW dbo.Reorder ;
GO