次の方法で共有


sp_publisherproperty (Transact-SQL)

Microsoft SQL Server 以外のパブリッシャーのパブリッシャー プロパティを表示または変更します。 このストアド プロシージャは、ディストリビューター側で実行されます。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_publisherproperty [ @publisher = ] 'publisher' 
   [ , [ @propertyname = ] 'propertyname' ] 
   [ , [ @propertyvalue = ] 'propertyvalue' ]

引数

  • [@publisher = ] 'publisher'
    異種パブリッシャーの名前を指定します。 publisher のデータ型は sysname で、既定値はありません。

  • [@propertyname = ] 'propertyname'
    設定するプロパティの名前を指定します。 propertyname のデータ型は sysname で、次のいずれかの値を指定できます。

    説明

    xactsetbatching

    パブリッシャーのトランザクションが、後続の処理のために、トランザクション全体で一貫性のあるセット (Xactsets と呼ばれます) にまとめられるかどうかを示します。 値が enabled (既定値) の場合は、Xactsets を作成できます。 値が disabled の場合は、既存の Xactsets は処理されますが、新しい Xactsets は作成されません。

    xactsetjob

    Xactsets を作成するために Xactset ジョブを有効にするかどうかを示します。 値が enabled の場合は、Xactset ジョブが定期的に実行され、パブリッシャー側で Xactsets が作成されます。 値が disabled の場合は、ログ リーダー エージェントがパブリッシャーをポーリングして変更の有無を確認するときにのみ、Xactsets が作成されます。

    xactsetjobinterval

    Xactset ジョブの実行間隔 (分単位) です。

    propertyname を省略した場合は、設定可能なすべてのプロパティが返されます。

  • [@propertyvalue = ] 'propertyvalue'
    プロパティ設定の新しい値を指定します。 propertyvalue のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。 propertyvalue を省略した場合は、プロパティの現在の設定が返されます。

結果セット

列名

データ型

説明

propertyname

sysname

設定可能な次のパブリケーション プロパティを返します。

xactsetbatching

xactsetjob

xactsetjobinterval

propertyvalue

sysname

propertyname 列のプロパティに関する現在の設定です。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

説明

sp_publisherproperty は、SQL Server 以外のパブリッシャーのトランザクション レプリケーションで使用します。

publisher のみを指定した場合、結果セットには、設定可能なすべてのプロパティの現在値が含まれます。

propertyname を指定した場合は、指定したプロパティのみが結果セットに含まれます。

すべてのパラメーターを指定した場合は、プロパティが変更され、結果セットは返されません。

実行中のジョブの xactsetjobinterval プロパティを変更した場合は、ジョブを再起動しないと新しい間隔が反映されません。

権限

sp_publisherproperty を実行できるのは、ディストリビューターの sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーだけです。

関連項目

タスク

Oracle パブリッシャー用のトランザクション セット ジョブの構成 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)

参照

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)