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sp_delete_schedule (Transact-SQL)

スケジュールを削除します。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_delete_schedule { [ @schedule_id = ] schedule_id | [ @schedule_name = ] 'schedule_name' } ,
     [ @force_delete = ] force_delete

引数

  • [ @schedule_id= ] schedule_id
    削除するスケジュールの識別番号を指定します。 schedule_id のデータ型は int で、既定値は NULL です。

    注意

    schedule_id または schedule_name のいずれかを指定する必要があります。両方を指定することはできません。

  • [ @schedule_name= ] 'schedule_name'
    削除するスケジュールの名前を指定します。 schedule_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。

    注意

    schedule_id または schedule_name のいずれかを指定する必要があります。両方を指定することはできません。

  • [ @force_delete = ] force_delete
    スケジュールがジョブに関連付けられている場合にプロシージャを失敗させるかどうかを指定します。 Force_delete のデータ型は bit で、既定値は 0 です。 force_delete に 0 を指定すると、スケジュールがジョブに関連付けられている場合、ストアド プロシージャは失敗します。 force_delete に 1 を指定すると、スケジュールがジョブに関連付けられているかどうかに関係なく、スケジュールは削除されます。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

結果セット

なし

説明

既定では、スケジュールがジョブに関連付けられている場合、スケジュールを削除することはできません。 ジョブに関連付けられているスケジュールを削除するには、force_delete に値 1 を指定します。 スケジュールを削除しても、現在実行中のジョブは停止しません。

権限

既定では、このストアド プロシージャを実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーです。 他のユーザーには、msdb データベースの次のいずれかの SQL Server エージェント固定データベース ロールが許可されている必要があります。

  • SQLAgentUserRole

  • SQLAgentReaderRole

  • SQLAgentOperatorRole

ジョブ所有者は、同時にスケジュール所有者にならなくても、ジョブをスケジュールにアタッチしたり、スケジュールからデタッチしたりできます。 ただし、呼び出し元がスケジュール所有者ではない場合、デタッチによってスケジュールにジョブがなくなっても、スケジュールを削除することはできません。

これらのロールの権限に関する詳細については、「SQL Server エージェントの固定データベース ロール」を参照してください。

他のユーザーが所有するジョブ スケジュールを削除できるのは、sysadmin ロールのメンバーだけです。

使用例

A. スケジュールを削除する

次の例では、スケジュール NightlyJobs を削除します。 スケジュールがジョブに関連付けられている場合、この例ではスケジュールは削除されません。

USE msdb ;
GO

EXEC dbo.sp_delete_schedule
    @schedule_name = N'NightlyJobs' ;
GO

B. ジョブに関連付けられているスケジュールを削除する

次の例では、スケジュールがジョブに関連付けられているかどうかに関係なく、スケジュール RunOnce を削除します。

USE msdb ;
GO

EXEC dbo.sp_delete_schedule
    @schedule_name = 'RunOnce',
    @force_delete = 1;
GO

関連項目

参照

sp_add_schedule (Transact-SQL)

概念

ジョブの実装