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トレース内のイベントへのフィルターの適用 (SQL Server Profiler)

フィルターを使用すると、トレースに出力するイベントを制限することができます。 フィルターが設定されていない場合は、選択したイベント クラスのすべてのイベントがトレースに出力されます。 トレースのフィルター設定は必須ではありません。 ただし、フィルターを設定すると、トレース中に発生するオーバーヘッドを低減できます。

フィルターをトレース定義に追加するには、[トレースのプロパティ] ダイアログ ボックスまたは [トレース テンプレートのプロパティ] ダイアログ ボックスの [イベントの選択] タブを使用します。

トレース内のイベントにフィルターを適用するには

  1. [トレースのプロパティ] ダイアログ ボックスまたは [トレース テンプレートのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[イベントの選択] タブをクリックします。

    [イベントの選択] タブにはグリッド コントロールがあります。 グリッド コントロールは、トレース可能な各イベント クラスを含んでいるテーブルです。 このテーブルには、各イベント クラスが 1 行で表示されます。 イベント クラスは、接続先のサーバーの種類やバージョンによって多少異なる場合があります。 イベント クラスは、グリッドの [イベント] 列で識別され、イベント カテゴリ別に分類されています。 残りの列には、各イベント クラスに対応するデータ列が表示されます。

  2. [列フィルター] をクリックします。

    [フィルターの編集] ダイアログ ボックスが表示されます。 [フィルターの編集] ダイアログ ボックスには、トレース内のイベントにフィルターを適用するための比較演算子が一覧表示されます。

  3. フィルターを適用するには、比較演算子をクリックして、フィルターに対して使用する値を入力します。

  4. [OK] をクリックします。

注意点 :

  • [イベントの選択] タブの [StartTime] データ列および [EndTime] データ列に対してフィルター条件を設定するには、次の操作を実行します。

    • 日付は YYYY/MM/DD HH:mm:sec の形式で入力します。

      または

    • [全般オプション] ダイアログ ボックスで、[日時の値の表示に地域別設定を使用する] チェック ボックスをオンにします。 [全般オプション] ダイアログ ボックスを表示するには、SQL Server Profiler で [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。

      および

    • 1753 年 1 月 1 日~ 9999 年 12 月 31 日の日付を入力します。

  • osql ユーティリティまたは sqlcmd ユーティリティを使用してイベントをトレースする場合は、[TextData] データ列でフィルターに % を追加します。

関連項目

概念

SQL Server Profiler