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(ビジネス インテリジェンス ウィザード)

[換算の種類の選択] ページを使用すると、複数の通貨で保存されているトランザクションに関して、現地通貨とレポート用通貨の間のリレーションシップを定義できます。 現地通貨とは、[メジャーの選択] ページで選択されたメジャーのトランザクションが保存される通貨です。 レポート用通貨とは、[メジャーの選択] ページで選択されたトランザクションが変換される通貨です。

注意

ビジネス インテリジェンス ウィザードをディメンション デザイナーから起動した場合や、SQL Server データ ツール (SSDT) のソリューション エクスプローラーでディメンションを右クリックして起動した場合、このページは表示されません。

オプション

  • [多対多]
    現地通貨を使用してトランザクションを格納します。 この通貨換算機能は、このようなトランザクションを [通貨換算オプションの設定] ページで指定された、ピボット通貨に換算した後、1 つまたは複数の他のレポート用通貨に換算します。

    たとえば、ピボット通貨を米国ドル (USD) に設定し、トランザクションをユーロ (EUR)、豪ドル (AUD)、およびメキシコ ペソ (MXN) でファクト テーブルに格納するように設定できます。 このオプションを選択すると、これらのトランザクションは、指定された現地通貨からピボット通貨に換算されます。その後、換算されたトランザクションは、ピボット通貨から指定されたレポート用通貨に再び換算されます。 その結果、トランザクションを指定された現地通貨で格納して、指定のピボット通貨または [レポート用通貨の指定] ページで指定されたいずれかのレポート用通貨で表示できるようになります。

  • [多対一]
    現地通貨を使用してトランザクションを格納します。 この通貨換算機能は、このようなトランザクションを [通貨換算オプションの設定] ページで指定された、ピボット通貨に換算します。 ピボット通貨は、指定された唯一のレポート用通貨としての役割を持ちます。

    注意

    このオプションを選択した場合、[レポート用通貨の指定] ページは表示されません。

    たとえば、ピボット通貨を米国ドル (USD) に設定し、トランザクションをユーロ (EUR)、豪ドル (AUD)、およびメキシコ ペソ (MXN) でファクト テーブルに格納するように設定できます。 このオプションを選択すると、これらのトランザクションは、指定された現地通貨からピボット通貨に換算されます。 その結果、トランザクションを指定された現地通貨で格納して、指定のピボット通貨で表示できるようになります。

  • [一対多]
    トランザクションを [通貨換算オプションの設定] ページで指定された、ピボット通貨を使用して格納した後、1 つまたは複数の他のレポート用通貨に換算します。

    注意

    このオプションを選択した場合、[現地の通貨参照の定義] ページは表示されません。

    たとえば、ピボット通貨を米国ドル (USD) に設定し、トランザクションを USD でファクト テーブルに格納するように設定できます。 このオプションを選択すると、これらのトランザクションは、ピボット通貨から指定されたレポート用通貨に換算されます。 その結果、トランザクションを指定のピボット通貨で格納して、指定のピボット通貨または [レポート用通貨の指定] ページで指定されたいずれかのレポート用通貨で表示できるようになります。

関連項目

参照

ビジネス インテリジェンス ウィザードの F1 ヘルプ

キューブ デザイナー (Analysis Services - 多次元データ)

ディメンション デザイナー (Analysis Services - 多次元データ)