sp_setdefaultdatatypemapping (Transact-SQL)
Microsoft SQL Server と SQL Server 以外のデータベース管理システム (DBMS) の間での既存のデータ型マッピングに、既定値としてマーク付けします。 このストアド プロシージャは、ディストリビューター側で任意のデータベースについて実行されます。
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構文
sp_setdefaultdatatypemapping [ [ @mapping_id = ] mapping_id ]
[ , [ @source_dbms = ] 'source_dbms' ]
[ , [ @source_version = ] 'source_version' ]
[ , [ @source_type = ] 'source_type' ]
[ , [ @source_length_min = ] source_length_min ]
[ , [ @source_length_max = ] source_length_max ]
[ , [ @source_precision_min = ] source_precision_min ]
[ , [ @source_precision_max = ] source_precision_max ]
[ , [ @source_scale_min = ] source_scale_min ]
[ , [ @source_scale_max = ] source_scale_max ]
[ , [ @source_nullable = ] source_nullable ]
[ , [ @destination_dbms = ] 'destination_dbms' ]
[ , [ @destination_version = ] 'destination_version' ]
[ , [ @destination_type = ] 'destination_type' ]
[ , [ @destination_length = ] destination_length ]
[ , [ @destination_precision = ] destination_precision ]
[ , [ @destination_scale = ] destination_scale ]
[ , [ @destination_nullable = ] source_nullable ]
引数
[ @mapping_id= ] mapping_id
既存のデータ型マッピングを識別します。 mapping_id のデータ型は int で、既定値は NULL です。 mapping_id を指定した場合には、残りのパラメーターは必要ありません。[ @source_dbms= ] 'source_dbms'
データ型のマップ元となる DBMS の名前です。 source_dbms のデータ型は sysname で、次のいずれかの値を指定できます。値
説明
MSSQLSERVER
マップ元は SQL Server データベースです。
ORACLE
マップ元は Oracle データベースです。
NULL (既定値)
mapping_id が NULL の場合には、このパラメーターを指定する必要があります。
[ @source_version= ] 'source_version'
マップ元 DBMS のバージョン番号です。 source_version のデータ型は varchar(10) で、既定値は NULL です。[ @source_type= ] 'source_type'
マップ元 DBMS のデータ型です。 source_type のデータ型は sysname です。 mapping_id が NULL の場合には、このパラメーターを指定する必要があります。[ @source_length_min= ] source_length_min
マップ元 DBMS でのデータ型の最小の長さです。 source_length_min のデータ型は bigint で、既定値は NULL です。[ @source_length_max= ] source_length_max
マップ元 DBMS でのデータ型の最大の長さです。 source_length_max のデータ型は bigint で、既定値は NULL です。[ @source_precision_min= ] source_precision_min
マップ元 DBMS でのデータ型の最小有効桁数です。 source_precision_min のデータ型は bigint で、既定値は NULL です。[ @source_precision_max= ] source_precision_max
マップ元 DBMS でのデータ型の最大有効桁数です。 source_precision_max のデータ型は bigint で、既定値は NULL です。[ @source_scale_min= ] source_scale_min
マップ元 DBMS でのデータ型の最小小数点以下桁数です。 source_scale_min のデータ型は int で、既定値は NULL です。[ @source_scale_max= ] source_scale_max
マップ元 DBMS でのデータ型の最大小数点以下桁数です。 source_scale_max のデータ型は int で、既定値は NULL です。[ @source_nullable= ] source_nullable
マップ元 DBMS でデータ型が NULL の値をサポートするかどうかを指定します。 source_nullable のデータ型は bit で、既定値は NULL です。 1 は、NULL 値がサポートされることを意味します。[ @destination_dbms = ] 'destination_dbms'
マップ先 DBMS の名前です。 destination_dbms のデータ型は sysname で、次のいずれかの値を指定できます。値
説明
MSSQLSERVER
マップ先は SQL Server データベースです。
ORACLE
マップ先は Oracle データベース。
DB2
マップ先は IBM DB2 データベースです。
SYBASE
マップ先は Sybase データベースです。
NULL (既定値)
[ @destination_version= ] 'destination_version'
マップ先 DBMS の製品バージョンです。 destination_version のデータ型は varchar(10) で、既定値は NULL です。[ @destination_type= ] 'destination_type'
マップ先 DBMS で一覧されているデータ型です。 destination_type のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。[ @destination_length= ] destination_length
マップ先 DBMS でのデータ型の長さです。 destination_length のデータ型は bigint で、既定値は NULL です。[ @destination_precision= ] destination_precision
マップ先 DBMS でのデータ型の有効桁数です。 destination_precision のデータ型は bigint で、既定値は NULL です。[ @destination_scale= ] destination_scale
マップ先 DBMS でのデータ型の小数点以下桁数です。 destination_scale のデータ型は int で、既定値は NULL です。[ @destination_nullable= ] destination_nullable
マップ先 DBMS でデータ型が NULL の値をサポートするかどうかを指定します。 destination_nullable のデータ型は bit で、既定値は NULL です。 1 は、NULL 値がサポートされることを意味します。
戻り値
成功した場合は 0 を、失敗した場合は 1 をそれぞれ返します。
説明
sp_setdefaultdatatypemapping は、SQL Server と SQL Server 以外の DBMS の間でのすべての種類のレプリケーションで使用します。
既定のデータ型マッピングは、指定した DBMS を含むすべてのレプリケーション トポロジに適用されます。
権限
sp_setdefaultdatatypemapping を実行できるのは、固定サーバー ロール sysadmin のメンバーだけです。
関連項目
参照
sp_getdefaultdatatypemapping (Transact-SQL)
sp_helpdatatypemap (Transact-SQL)