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SQL Server エージェントのサービス開始アカウントの設定 (SQL Server 構成マネージャー)

SQL Server エージェントのサービス開始アカウントでは、SQL Server エージェントを実行する Windows アカウントとそのネットワーク権限を定義します。 このトピックでは、SQL Server Management Studio を使用して、SQL Server 2012で SQL Server 構成マネージャーを使用して SQL Server エージェント サービス アカウントを設定する方法について説明します。

このトピックの内容

  • 作業を開始する準備:

    制限事項と制約事項

    セキュリティ

  • SQL Server Management Studio を使用して SQL Server エージェントのサービス開始アカウントを設定するには

作業を開始する準備

制限事項と制約事項

  • SQL Server 2005 以降で SQL Server エージェントを操作する場合、サービス開始アカウントが Microsoft Administrators グループのメンバーである必要はありません。 ただし、SQL Server エージェントのサービス開始アカウントは、SQL Server sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーである必要があります。 マルチサーバー ジョブ処理が使用される場合、アカウントはマスター サーバーに対する msdb データベース ロール TargetServersRole のメンバーでもある必要があります。

  • オブジェクト エクスプローラーに SQL Server エージェント ノードが表示されるのは、このノードの使用権限がある場合に限られます。

セキュリティ

権限

SQL Server エージェントの機能を実行するには、SQL Server の sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーであるアカウントの資格情報を使用するように構成する必要があります。 このアカウントには、次の Windows 権限が必要です。

  • サービスとしてログオン (SeServiceLogonRight)

  • プロセス レベル トークンを置き換える (SeAssignPrimaryTokenPrivilege)

  • スキャン チェックを行わない (SeChangeNotifyPrivilege)

  • プロセスに対してメモリ クォータを調整する (SeIncreaseQuotaPrivilege)

SQL Server エージェント サービス アカウントに必要な Windows 権限の詳細については、「SQL Server エージェント サービスのアカウントの選択」および「Windows サービス アカウントと権限の構成」を参照してください。

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SQL Server Management Studio の使用

SQL Server エージェントのサービス開始アカウントを設定するには

  1. [登録済みサーバー] で、プラス記号をクリックして [データベース エンジン] を展開します。

  2. プラス記号をクリックして、[ローカル サーバー グループ] フォルダーを展開します。

  3. サービス開始カウントを設定するサーバー インスタンスを右クリックし、[SQL Server 構成マネージャー] をクリックします。

  4. [ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスで、[はい] をクリックします。

  5. SQL Server 構成マネージャーのコンソール ペインで、[SQL Server のサービス] をクリックします。

  6. 詳細ペインで、サービス開始アカウントを変更する [SQL Server エージェント (server_name)] (server_name は SQL Server エージェント インスタンスの名前) を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  7. [SQL Server エージェント (server_name) のプロパティ] ダイアログ ボックスの [ログオン] タブで、[次のアカウントでログオン] から以下のいずれかのオプションを選択します。

    • [ビルトイン アカウント]: ジョブがローカル サーバーのリソースだけを必要とする場合はこのオプションを選択します。 Windows ビルトイン アカウントの選択方法については、「SQL Server エージェント サービスのアカウントの選択」を参照してください。

      重要な注意事項重要

      SQL Server エージェント サービスは、SQL Server Management Studio では Local Service アカウントはサポートしません。

    • [このアカウント]: ジョブがネットワーク経由のリソース (アプリケーション リソースを含む) を必要とする場合、他の Windows アプリケーション ログにイベントを転送する場合、またはメールやポケットベルを使用してオペレーターに通知する場合は、このオプションを選択します。

      このオプションを選択する場合:

      1. [アカウント名] ボックスに、SQL Server エージェントを実行するために使用するアカウントを入力します。 または、[参照] をクリックして [ユーザーまたはグループの選択] ダイアログ ボックスを開き、使用するアカウントを選択します。

      2. [パスワード] ボックスに、アカウントのパスワードを入力します。 [パスワードの確認入力] ボックスに、パスワードを再度入力します。

  8. [OK] をクリックします。

  9. SQL Server 構成マネージャーで、[閉じる] ボタンをクリックします。

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