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DROP ASYMMETRIC KEY (Transact-SQL)

データベースから非対称キーを削除します。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

DROP ASYMMETRIC KEY key_name [ REMOVE PROVIDER KEY ]

引数

  • key_name
    データベースから削除する非対称キーの名前を指定します。

  • REMOVE PROVIDER KEY
    EKM デバイスから拡張キー管理 (EKM) を削除します。 拡張キー管理の詳細については、「拡張キー管理 (EKM)」を参照してください。

説明

データベース内の対称キーが非対称キーで暗号化されている場合、またはユーザーやログインが非対称キーにマップされる場合、非対称キーは削除できません。 このようなキーを削除するには、事前にそのキーにマップされるユーザーまたはログインを削除する必要があります。 また、その非対称キーで暗号化されているすべての対称キーを削除または変更する必要があります。 非対称キーによる暗号化を削除するには、ALTER SYMMETRIC KEY の DROP ENCRYPTION オプションを使用します。

非対称キーのメタデータには、sys.asymmetric_keys カタログ ビューを使用することによってアクセスできます。 非対称キー自体を、データベース内部から直接表示することはできません。

非対称キーが EKM デバイスの拡張キー管理 (EKM) にマップされており、REMOVE PROVIDER KEY オプションが指定されていない場合は、キーはデータベースから削除されますが、デバイスからは削除されません。 この場合、警告が発行されます。

権限

非対称キーに対する CONTROL 権限が必要です。

使用例

次の例では、非対称キー MirandaXAsymKey6 をデータベース AdventureWorks2012 から削除します。

USE AdventureWorks2012;
DROP ASYMMETRIC KEY MirandaXAsymKey6;

関連項目

参照

CREATE ASYMMETRIC KEY (Transact-SQL)

ALTER ASYMMETRIC KEY (Transact-SQL)

ALTER SYMMETRIC KEY (Transact-SQL)

概念

暗号化階層