Transact-SQL ジョブ ステップのオプションの定義
このトピックでは、SQL Server 2012 で SQL Server Management Studio または SQL Server 管理オブジェクトを使用して、Microsoft SQL Server エージェントの Transact-SQL ジョブ ステップのオプションを定義する方法について説明します。
このトピックの内容
作業を開始する準備:
セキュリティ
Transact-SQL ジョブ ステップのオプションを定義する方法:
SQL Server Management Studio
SQL Server 管理オブジェクト
作業を開始する準備
セキュリティ
詳細については、「SQL Server エージェントのセキュリティの実装」を参照してください。
[Top]
SQL Server Management Studio の使用
Transact-SQL ジョブ ステップのオプションを定義するには
オブジェクト エクスプローラーで、[SQL Server エージェント] を展開し、[ジョブ] を展開します。次に、編集するジョブを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
[ステップ] ページをクリックし、ジョブ ステップをクリックして、[編集] をクリックします。
[ジョブ ステップのプロパティ] ダイアログ ボックスで、ジョブの種類が [Transact-SQL スクリプト (T-SQL)] であることを確認し、[詳細設定] ページをクリックします。
[成功した場合のアクション] ボックスで、ジョブが成功した場合に実行するアクションを指定します。
[再試行回数] ボックスに 0 ~ 9999 の数値を入力して、再試行回数を指定します。
[再試行間隔] ボックスに 0 ~ 9999 の数 (分) を入力して、再試行間隔を指定します。
[失敗した場合のアクション] ボックスで、ジョブが失敗した場合に実行するアクションを指定します。
ジョブが Transact-SQL スクリプトの場合は、以下の方法から選択できます。
[出力ファイル] ボックスに、出力ファイルの名前を入力します。 既定では、ジョブ ステップの実行ごとに出力ファイルが上書きされます。 出力ファイルを上書きしない場合は、[既存のファイルに出力を追加する] チェック ボックスをオンにします。 このオプションは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーだけが使用できます。 SQL Server Management Studio では、ユーザーはファイル システム上の任意のファイルを表示できないので、Management Studio を使用して、ファイル システムに書き込まれたジョブ ステップのログを表示できないことに注意してください。
ジョブ ステップのログをデータベース テーブルに記録する場合は、[テーブルにログ記録する] チェック ボックスをオンにします。 既定では、ジョブ ステップの実行ごとにテーブルの内容が上書きされます。 テーブルの内容を上書きしない場合は、[テーブル内の既存のエントリに出力を追加する] チェック ボックスをオンにします。 ジョブ ステップの実行後にこのテーブルのコンテンツを表示するには、[表示] をクリックします。
ステップの履歴に出力を含める場合は、[履歴にステップ出力を含める] チェック ボックスをオンにします。 エラーがない場合にのみ、出力は表示されます。 また、出力が切り捨てられる場合があります。
sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーで、このジョブ ステップを別の SQL ログインで実行する場合は、[実行時のユーザー] ボックスで SQL ログインを選択します。
[Top]
SQL Server 管理オブジェクトの使用
Transact-SQL ジョブ ステップのオプションを定義するには
Visual Basic、Visual C#、PowerShell などのプログラミング言語で JobStep クラスを使用します。 詳細については、「SQL Server 管理オブジェクト (SMO)」を参照してください。
[Top]