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DTSPriorityClass 列挙体

クラス内のスレッドの優先度を表します。

名前空間:  Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime
アセンブリ:  Microsoft.SqlServer.ManagedDTS (Microsoft.SqlServer.ManagedDTS.dll)

構文

'宣言
Public Enumeration DTSPriorityClass
'使用
Dim instance As DTSPriorityClass
public enum DTSPriorityClass
public enum class DTSPriorityClass
type DTSPriorityClass
public enum DTSPriorityClass

メンバー

メンバー名 説明
AboveNormal このスレッドは、Default 優先度のスレッドの後、Normal 優先度のスレッドの前にスケジュールされます。
BelowNormal このスレッドは、Default 優先度、AboveNormal 優先度、および Normal 優先度のスレッドの後、Lowest 優先度のスレッドの前にスケジュールされます。
Default このスレッドは、他の優先度のスレッドの前にスケジュールされます。最も優先度の高いスレッドです。
Idle このスレッドは、他の優先度のスレッドの後にスケジュールされます。
Normal このスレッドは、Default 優先度と AboveNormal 優先度のスレッドの後、BelowNormal 優先度と Lowest 優先度のスレッドの前にスケジュールされます。

説明

DTSPriorityClass は、スレッドの優先度について、使用可能なすべての値セットを定義します。 スレッドの優先度は、スレッド間の相対的な優先度を指定します。

すべてのスレッドに優先度が割り当てられます。 ランタイム内に作成されたスレッドには、Default 優先度が最初に割り当てられます。一方、ランタイム外で作成されたスレッドがランタイムに入ると、以前の優先度が保持されます。 PackagePriorityClass など、スレッドの Priority プロパティにアクセスすることにより、スレッドの優先度を取得および設定できます。

スレッドの実行は、優先度に基づいてスケジュールされます。 スレッドの実行順序の決定に使用されるスケジューリング アルゴリズムは、オペレーティング システムによって異なります。

この列挙のスレッド優先度を高いものから順に並べると次のようになります。

  • 既定

  • AboveNormal

  • Normal

  • BelowNormal

  • Idle

使用例

次の例は、DTSPriorityClass 列挙を使用して、パッケージの PackagePriorityClass を設定する際に使用する構文を示しています。

Package p = new Package();
p.PackagePriorityClass = DTSPriorityClass.BelowNormal;
Dim p As Package =  New Package() 
p.PackagePriorityClass = DTSPriorityClass.BelowNormal

関連項目

参照

Microsoft.SqlServer.Dts.Runtime 名前空間