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カスタム レポート アイテムを配置する方法

Reporting Services でカスタム レポート アイテムを配置するには、レポート サーバー構成ファイルを変更し、デザイン時と実行時のコンポーネント アセンブリをレポート デザイナーとレポート サーバーの両方に対する適切なアプリケーション フォルダーにコピーする必要があります。

カスタム レポート アイテムを配置するには

  1. Rsreportdesigner.config ファイルを編集して、デザイナーで使用するカスタム レポート アイテムの実行時とデザイン時のコンポーネントを構成します。 ReportItemName エントリは CustomReportItemDesigner クラス内で使用される CustomReportItemAttribute 属性と一致する必要があることに注意してください。 次に例を示します。

    <ReportItems>
       <ReportItem Name="Polygons" Type="PolygonsCRI.PolygonsCRI,PolygonsCRI"/>
    </ReportItems>
    <ReportItemDesigner>
       <ReportItem Name="Polygons" Type="PolygonsCRI.PolygonsDesigner, PolygonsDesigner" />
    </ReportItemDesigner>
    <ReportItemConverter>
       <Converter Source="Chart" Target="Polygons" Type="PolygonsCRI.PolygonsConverter, PolygonsDesigner" />
    </ReportItemConverter>
    
  2. Rsreportserver.config ファイルを編集して、カスタム レポート アイテムの実行時コンポーネントを登録します。 次に例を示します。

    <ReportItems>
       <ReportItem Name="Polygons" Type="PolygonsCRI.PolygonsCRI,PolygonsCRI"/>
    </ReportItems>
    
  3. Rsssrvpolicy.config ファイルを編集して、カスタム レポート アイテムに適切な権限を許可する CodeGroup を追加します。 次に例を示します。

    <CodeGroup 
       class="UnionCodeGroup" 
       version="1" 
       PermissionSetName="FullTrust"
       Description="This code group grants MyCustomReportItem.dll FullTrust permission. ">
       <IMembershipCondition 
          class="UrlMembershipCondition"
          version="1"
       Url="C:\Program Files\Microsoft SQL Server\ MSRS10_50.SQLSERVER\Reporting Services\ReportServer\bin\MyCustomReportItem.dll" />
    </CodeGroup>
    
  4. カスタム レポート アイテムの実行時コンポーネント DLL を、%ProgramFiles%\Microsoft Visual Studio 9.0\Common7\IDE\PrivateAssemblies ディレクトリと \Program Files\Microsoft SQL Server\MSRS10_50.SQLSERVER\Reporting Services\ReportServer\bin ディレクトリにコピーします。

  5. カスタム レポート アイテムのデザイン時コンポーネント DLL を %ProgramFiles%\Microsoft Visual Studio 9.0\Common7\IDE\PrivateAssemblies ディレクトリにコピーします。

関連項目

概念

Reporting Services 構成ファイル

カスタム レポート アイテムのクラス ライブラリ