Transact-SQL リファレンス (データベース エンジン)
Transact-SQL は、SQL Server を使用する場合に中心となる機能です。SQL Server のインスタンスと通信するすべてのアプリケーションは、アプリケーションのユーザー インターフェイスに関係なく、サーバーに Transact-SQL ステートメントを送信して通信を行います。
次は、Transact-SQL を生成できるアプリケーションの種類の一覧です。
一般的なオフィスでの、生産性を高めるアプリケーション。
確認するデータが格納されているテーブルや列を、ユーザーがグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) を介して選択できるアプリケーション。
ユーザーが確認するデータを、一般的な言語文を使用して決定するアプリケーション。
SQL Server データベースにデータを保存する一連のビジネス アプリケーション。これらのアプリケーションには、ベンダーにより作成されたアプリケーションと、社内で作成されたアプリケーションの両方が含まれます。
Transact-SQL などのユーティリティを使用して実行される sqlcmd スクリプト。
ADO、OLE DB、ODBC などのデータベース API を使用する、MicrosoftVisual C++、MicrosoftVisual Basic や Microsoft Visual J++ などの開発システムを使用して作成されるアプリケーション。
SQL Server データベースからデータを抽出する Web ページ。
SQL Server からのデータを各種データベースにレプリケートしたり、分散クエリを実行する分散型データベース システム。
オンライン トランザクション処理 (OLTP) システムからデータを抽出し、意思決定支援の分析用にデータをまとめるデータ ウェアハウス。
Transact-SQL 参照トピックを確認するには
SQL Server オンライン ブックの Transact-SQL 参照セクションのトピック一覧を表示するには、次の手順に従います。
SQL Server オンライン ブック ツール バーの、[目次と同期] ボタンをクリックします。
[目次] タブで、[Transact-SQL リファレンス] を展開します。
注意
この内容を MSDN ライブラリで確認する場合は、目次からトピックを参照するか、コマンド名で検索してください。
カテゴリ別の Transact-SQL 関数の一覧については、「組み込み関数 (Transact-SQL)」を参照してください。
Transact-SQL の記述方法に関する簡単なチュートリアルについては、「チュートリアル : Transact-SQL ステートメントの作成」を参照してください。
Transact-SQL ステートメントについては、MSDN Transact-SQL フォーラムを参照してください。
"適用対象" リファレンス
Transact-SQL リファレンスには、SQL Server 2008:、SQL Server 2008 R2、SQL Server 2012、SQL Server 2014、および Azure SQL データベース に関連するトピックが含まれています。各トピックの上部近くには、トピックのサブジェクトをサポートする製品を示すセクションがあります。製品が省略されている場合は、トピックで説明されている機能は、その製品では使用できません。たとえば、可用性グループは SQL Server 2012 で導入されました。「可用性グループの作成」トピックでは、、SQL Server 2008:、または SQL Server 2008 R2 に適用されないため、SQL Server (SQL Server 2012 から現在のバージョン)Azure SQL データベース に適用されることが示されています。
場合によっては、トピックの一般的なサブジェクトは製品に使用できますが、すべての引数はサポートされていません。たとえば、包含データベース ユーザーは SQL Server 2012 で導入されました。「ユーザーの作成」ステートメントはすべての SQL Server 製品に使用できますが、「パスワード付き」構文は古いバージョンでは使用できません。この場合、追加の「適用対象」セクションが、トピックの本文の適切な引数の説明に挿入されます。