sp_syspolicy_purge_health_state (Transact-SQL)
ポリシー ベースの管理のポリシー正常性状態を削除します。 ポリシー正常性状態とは、オブジェクト エクプローラ内の視覚インジケーター (赤い "X" の付いたスクロール記号) であり、ポリシーの評価に失敗したノードを確認するために使用できます。
適用対象:SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョン)。 |
構文
sp_syspolicy_purge_health_state [ @target_tree_root_with_id = ] 'target_tree_root_with_id'
引数
[ @target_tree_root_with_id = ] 'target_tree_root_with_id'
正常性状態をクリアするオブジェクト エクスプローラー内のノードを表します。 target_tree_root_with_id のデータ型は nvarchar(400) で、既定値は NULL です。msdb.dbo.syspolicy_system_health_state システム ビューの target_query_expression_with_id 列から値を指定できます。
リターン コードの値
0 (成功) または 1 (失敗)
説明
msdb システム データベースのコンテキストでは、sp_syspolicy_purge_health_state を実行する必要があります。
パラメーターを指定せずにこのストアド プロシージャを実行すると、オブジェクト エクスプローラー内のすべてのノードのシステム正常性状態が削除されます。
権限
PolicyAdministratorRole 固定データベース ロールのメンバーシップが必要です。
セキュリティに関する注意 |
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資格情報が昇格される可能性について: PolicyAdministratorRole ロールに割り当てられているユーザーは、サーバー トリガーを作成して、データベース エンジン インスタンスの動作に影響する可能性があるポリシーの実行をスケジュールできます。たとえば、PolicyAdministratorRole ロールに割り当てられているユーザーは、ほとんどのオブジェクトがデータベース エンジンで作成されないようにすることができるポリシーを作成できます。このように、資格情報が昇格される可能性があるので、PolicyAdministratorRole ロールは、データベース エンジンの構成の制御について信頼できるユーザーにのみ許可してください。 |
使用例
次の例では、オブジェクト エクスプローラー内の特定のノードの正常性状態を削除します。
EXEC msdb.dbo.sp_syspolicy_purge_health_state @target_tree_root_with_id = 'Server/Database[@ID=7]';
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