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sp_syspolicy_add_policy_category (Transact-SQL)

ポリシー ベースの管理で使用できるポリシー カテゴリを追加します。 ポリシー カテゴリを使用すると、ポリシーの整理や、ポリシー スコープの設定を行うことができす。

適用対象:SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョン)。

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_syspolicy_add_policy_category [ @name = ] 'name'
    [ , [ @mandate_database_subscriptions = ] mandate_database_subscriptions ]
    , [ @policy_category_id = ] policy_category_id OUTPUT

引数

  • [ @name= ] 'name'
    ポリシー カテゴリの名前を指定します。 name のデータ型は sysname で、必ず指定する必要があります。 name には NULL または空の文字列を指定できません。

  • [ @mandate_database_subscriptions = ] mandate_database_subscriptions
    データベース サブスクリプションがポリシー カテゴリに対して必須であるかどうかを指定します。 mandate_database_subscriptions のデータ型は bit で、既定値は 1 (有効) です。

  • [ @policy_category_id= ] policy_category_id
    ポリシー カテゴリの識別子を指定します。 policy_category_id のデータ型は int で、OUTPUT として返されます。

リターン コードの値

0 (成功) または 1 (失敗)

説明

msdb システム データベースのコンテキストでは、sp_syspolicy_add_policy_category を実行する必要があります。

権限

PolicyAdministratorRole 固定データベース ロールのメンバーシップが必要です。

セキュリティに関する注意セキュリティに関する注意

資格情報が昇格される可能性について: PolicyAdministratorRole ロールに割り当てられているユーザーは、サーバー トリガーを作成して、データベース エンジン インスタンスの動作に影響する可能性があるポリシーの実行をスケジュールできます。たとえば、PolicyAdministratorRole ロールに割り当てられているユーザーは、ほとんどのオブジェクトがデータベース エンジンで作成されないようにすることができるポリシーを作成できます。このように、資格情報が昇格される可能性があるので、PolicyAdministratorRole ロールは、データベース エンジンの構成の制御について信頼できるユーザーにのみ許可してください。

使用例

次の例では、カテゴリのサブスクリプションが必須ではないポリシー カテゴリを作成します。 つまり、カテゴリでポリシーを有効または無効にして個々のデータベースを構成できます。

DECLARE @policy_category_id int;

EXEC msdb.dbo.sp_syspolicy_add_policy_category
  @name = N'Table Naming Policies'
, @mandate_database_subscriptions = 0
, @policy_category_id = @policy_category_id OUTPUT;

GO

関連項目

参照

ポリシー ベースの管理ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

sp_syspolicy_add_policy_category_subscription (Transact-SQL)

sp_syspolicy_delete_policy_category (Transact-SQL)