RELATEDTABLE 関数
指定されたフィルターによって変更されたコンテキストでテーブル式を評価します。
構文
RELATEDTABLE(<tableName>)
パラメーター
項目 |
定義 |
---|---|
tableName |
標準 DAX 構文を使用した既存のテーブルの名前。 式を指定することはできません。 |
戻り値
一連の値から成るテーブル。
説明
RELATEDTABLE 関数はデータがフィルター処理されるコンテキストを変更し、指定された新しいコンテキストで式を評価します。
この関数は、論理式を使用しない CALCULATETABLE 関数のショートカットです。
使用例
Product Category テーブルの Internet Sales で計算列を作成する RELATEDTABLE 関数の使用例を次に示します。
次の表に、ここで示すコードを使用した結果を示します。
Product Category Key |
Product Category AlternateKey |
Product Category Name |
Internet Sales |
1 |
1 |
Bikes |
$28,318,144.65 |
2 |
2 |
Components |
|
3 |
3 |
Clothing |
$339,772.61 |
4 |
4 |
Accessories |
$700,759.96 |
= SUMX( RELATEDTABLE('InternetSales_USD')
, [SalesAmount_USD])