REPLACE 関数
REPLACE は、指定された文字数に従ってテキスト文字列の一部を別のテキスト文字列に置き換えます。
構文
REPLACE(<old_text>, <start_num>, <num_chars>, <new_text>)
パラメーター
項目 |
定義 |
---|---|
old_text |
置き換える文字が含まれるテキスト文字列、またはテキストが格納されている列への参照。 |
start_num |
new_text で置き換える old_text の文字の位置。 |
num_chars |
置き換える文字の数。 注意 引数 num_chars が空白の場合、または空白に評価される列を参照する場合、new_text の文字列は、文字を置き換えることなく start_num の位置に挿入されます。この動作は Excel と同じです。 |
new_text |
old_text 内の指定した文字に対する置換テキスト。 |
プロパティ値/戻り値
テキスト文字列。
説明
Microsoft Excel には 1 バイト文字の言語と 2 バイト文字の言語で使用するための異なる関数があるのに対して、DAX では Unicode を使用するため、すべての文字が同じ長さで格納されます。
この DAX 関数は、配置済みのモデルで使用し、DirectQuery モードでクエリを実行した場合には、異なる結果を返すことがあります。 DirectQuery モードのセマンティックの相違点の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=219171 を参照してください。
使用例
次の式は、列 [ProductCode] 内にある製品コードの先頭の 2 文字を新しい 2 文字のコード OB で置き換える新しい計算列を作成します。
=REPLACE('New Products'[Product Code],1,2,"OB")