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NEXTMONTH 関数

現在のコンテキストで、dates 列内の最初の日付に基づいて、翌月のすべての日付の列を含むテーブルを返します。

構文

NEXTMONTH(<dates>)

パラメーター

項目

定義

dates

日付を格納する列。

戻り値

日付値の単一列から成るテーブル。

説明

注意

コンテキストが数式の結果に与える影響の詳細については、「Context」を参照してください。

この関数は、入力パラメーターの最初の日付を基準として、その翌日を表す日付をすべて返します。 たとえば、dates 引数の最初の日付が 2009 年 6 月 10 日を指す場合は、2009 年 7 月のすべての日付が返されます。

dates 引数には、次のいずれかを指定できます。

  • 日付/時刻列への参照。

  • 日付/時刻値の単一列を返すテーブル式。

  • 日付/時刻値の単一列テーブルを定義するブール式。

注意

ブール式の制約の詳細については、「CALCULATE 関数」を参照してください。

この DAX 関数は DirectQuery モードでは使用できません。 DirectQuery モデルの制限の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=219172 を参照してください。

使用例

次の例は、インターネット販売の "翌月の売上" を計算するメジャーを作成する数式です。

この数式の動作を確認するには、ピボットテーブルを作成し、ピボットテーブルの [行ラベル] 領域に CalendarYear フィールドと MonthNumberOfYear フィールドを追加します。 次に、コード例で定義されている数式を使用して、ピボットテーブルの [値] 領域に Next Month Sales という名前のメジャーを追加します。

=CALCULATE(SUM(InternetSales_USD[SalesAmount_USD]), NEXTMONTH('DateTime'[DateKey]))

関連項目

参照

NEXTDAY 関数

NEXTQUARTER 関数

NEXTYEAR 関数

その他の技術情報

タイム インテリジェンス関数 (DAX)

日付と時刻の関数 (DAX)

サンプル データの入手