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DATESBETWEEN 関数

start_date から end_date までの日付の列を含むテーブルを返します。

構文

DATESBETWEEN(<dates>,<start_date>,<end_date>)

パラメーター

項目

定義

dates

日付/時刻列への参照。

start_date

日付の式。

end_date

日付の式。

戻り値

日付値の単一列から成るテーブル。

説明

start_date が空白の日付値である場合、start_date は dates 列の最も早い日付値になります。

end_date が空白の日付値である場合、end_date は dates 列の最も遅い日付値になります。

start_date および end_date として使用されている日付はどちらも範囲に含まれます。つまり、9 月 1 日に売上が発生していれば、9 月 1 日を開始日として使用した場合、9 月 1 日の売上は計上されます。

注意

DATESBETWEEN 関数は、カスタムの日付範囲を使用するために用意されています。月、四半期、年などの一般的な期間を使用している場合は、DATESINPERIOD などの適切な関数を使用することをお勧めします。

この DAX 関数は DirectQuery モードでは使用できません。 DirectQuery モデルの制限の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=219172 を参照してください。

使用例

次の例は、インターネット販売の "2007 年の夏の売上" を計算するメジャーを作成する数式です。

この数式の動作を確認するには、ピボットテーブルを作成し、ピボットテーブルの [行ラベル] 領域に CalendarYear フィールドを追加します。 次に、コード例で定義されている数式を使用して、ピボットテーブルの [値] 領域に Summer 2007 Sales という名前のメジャーを追加します。

=CALCULATE(SUM(InternetSales_USD[SalesAmount_USD]), DATESBETWEEN(DateTime[DateKey],
    DATE(2007,6,1),
    DATE(2007,8,31)
  ))

関連項目

参照

DATESINPERIOD 関数

その他の技術情報

タイム インテリジェンス関数 (DAX)

日付と時刻の関数 (DAX)