NOT 関数
FALSE を TRUE へ、TRUE を FALSE へ変更します。
構文
NOT(<logical>)
パラメーター
項目 |
定義 |
---|---|
logical |
TRUE または FALSE として評価できる値または式。 |
戻り値
TRUE または FALSE。
使用例
次の例では、IF 関数を説明するために作成された計算列の値を取得します。 この例では、計算列に既定の名前 Calculated Column1 が付けられていて、=IF([Orders]<300,"true","false") という数式が保存されています。
この数式は、列 [Orders] の値を調べて、注文が 300 未満の場合に "true" を返します。
ここで、新しい計算列 Calculated Column2 を作成し、次の数式を入力します。
=NOT([CalculatedColumn1])
Calculated Column1 の各行の値である "true" および "false" が論理値 TRUE または FALSE として解釈され、NOT 関数はその値と論理的に反対の値を返します。