sp_helpfile (Transact-SQL)
現在のデータベースに関連付けられたファイルの物理名と属性を返します。 このストアド プロシージャを使用して、サーバーに接続するか、またはサーバーから切断するファイルの名前を決定します。
適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで) |
構文
sp_helpfile [ [ @filename= ] 'name' ]
引数
- [ @filename = ] 'name'
データベース内のファイルの論理名を指定します。 name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。 name を指定しない場合は、現在のデータベース内にあるすべてのファイルの属性が返されます。
リターン コードの値
0 (成功) または 1 (失敗)
結果セット
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
name |
sysname |
論理ファイル名。 |
fileid |
smallint |
ファイルの数値識別子。 name が指定されていない場合は返されません。 |
filename |
nchar(260) |
物理ファイル名。 |
filegroup |
sysname |
ファイルが属するファイル グループ。 NULL = ファイルはログ ファイルです。 ログ ファイルはファイル グループのメンバーにはなりません。 |
size |
nvarchar(15) |
ファイル サイズ (KB 単位)。 |
maxsize |
nvarchar(15) |
ファイルの最大拡張サイズ。 このフィールドの値が UNLIMITED である場合、ディスクがいっぱいになるまでファイルを拡張できることを示します。 |
growth |
nvarchar(15) |
ファイルを拡張するときの増分です。 これは、新しい領域が必要になるたびにファイルに追加される容量を示します。 0 = ファイルのサイズは固定されており、容量を追加することはできません。 |
usage |
varchar(9) |
データ ファイルの場合、値は 'data only' で、ログ ファイルの場合、値は 'log only' です。 |
権限
public ロールのメンバーシップが必要です。
使用例
次の例では、 AdventureWorks2012 内のファイルに関する情報を返します。
USE AdventureWorks2012;
GO
EXEC sp_helpfile;
GO
関連項目
参照
データベース エンジンのストアド プロシージャ (Transact-SQL)
sp_helpfilegroup (Transact-SQL)
sys.database_files (Transact-SQL)
sys.master_files (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)