GETANSINULL (Transact-SQL)
このセッションで使用するデータベースで NULL 値を許容するかどうかの既定の設定を返します。
適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで)、Windows Azure SQL データベース (初回のリリースから現在のバージョンまで) |
構文
GETANSINULL ( [ 'database' ] )
引数
- 'database'
NULL 値を許容するかどうかの情報を返す対象データベースの名前です。 databaseは char 型または nchar 型です。 database のデータ型が char の場合は、暗黙的に nchar に変換されます。
戻り値の型
int
説明
指定したデータベースで NULL 値を許容するかどうかの設定で、NULL 値を許容し、列またはデータ型で NULL 値を許容するかどうかの設定が明示的に定義されていない場合、GETANSINULL は 1 を返します。 これは ANSI NULL の既定値です。
ANSI NULL の既定の動作を有効にするには、次のいずれかの条件を設定する必要があります。
ALTER DATABASE database_name SET ANSI_NULL_DEFAULT ON
SET ANSI_NULL_DFLT_ON ON
SET ANSI_NULL_DFLT_OFF OFF
使用例
次の例では、AdventureWorks2012 データベースの NULL 値を許容するかどうかの既定の設定が返されます。
USE AdventureWorks2012;
GO
SELECT GETANSINULL('AdventureWorks2012')
GO
以下に結果セットを示します。
------
1
(1 row(s) affected)