sp_delete_schedule (Transact-SQL)
スケジュールを削除します。
適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで) |
構文
sp_delete_schedule { [ @schedule_id = ] schedule_id | [ @schedule_name = ] 'schedule_name' } ,
[ @force_delete = ] force_delete
引数
[ @schedule_id= ] schedule_id
削除するスケジュールの識別番号を指定します。 schedule_id のデータ型は int で、既定値は NULL です。注意
schedule_id または schedule_name のいずれかを指定する必要があります。両方を指定することはできません。
[ @schedule_name= ] 'schedule_name'
削除するスケジュールの名前を指定します。 schedule_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。注意
schedule_id または schedule_name のいずれかを指定する必要があります。両方を指定することはできません。
[ @force_delete = ] force_delete
スケジュールがジョブに関連付けられている場合にプロシージャを失敗させるかどうかを指定します。 Force_delete のデータ型は bit で、既定値は 0 です。 force_delete に 0 を指定すると、スケジュールがジョブに関連付けられている場合、ストアド プロシージャは失敗します。 force_delete に 1 を指定すると、スケジュールがジョブに関連付けられているかどうかに関係なく、スケジュールは削除されます。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
結果セット
なし
説明
既定では、スケジュールがジョブに関連付けられている場合、スケジュールを削除することはできません。 ジョブに関連付けられているスケジュールを削除するには、force_delete に値 1 を指定します。 スケジュールを削除しても、現在実行中のジョブは停止しません。
権限
既定では、このストアド プロシージャを実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーです。 他のユーザーには、msdb データベースの次のいずれかの SQL Server エージェント固定データベース ロールが許可されている必要があります。
SQLAgentUserRole
SQLAgentReaderRole
SQLAgentOperatorRole
ジョブ所有者は、同時にスケジュール所有者にならなくても、ジョブをスケジュールにアタッチしたり、スケジュールからデタッチしたりできます。 ただし、呼び出し元がスケジュール所有者ではない場合、デタッチによってスケジュールにジョブがなくなっても、スケジュールを削除することはできません。
これらのロールの権限に関する詳細については、「SQL Server エージェントの固定データベース ロール」を参照してください。
他のユーザーが所有するジョブ スケジュールを削除できるのは、sysadmin ロールのメンバーだけです。
使用例
A. スケジュールを削除する
次の例では、スケジュール NightlyJobs を削除します。 スケジュールがジョブに関連付けられている場合、この例ではスケジュールは削除されません。
USE msdb ;
GO
EXEC dbo.sp_delete_schedule
@schedule_name = N'NightlyJobs' ;
GO
B. ジョブに関連付けられているスケジュールを削除する
次の例では、スケジュールがジョブに関連付けられているかどうかに関係なく、スケジュール RunOnce を削除します。
USE msdb ;
GO
EXEC dbo.sp_delete_schedule
@schedule_name = 'RunOnce',
@force_delete = 1;
GO
関連項目
参照
sp_add_schedule (Transact-SQL)