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@@IO_BUSY (Transact-SQL)

SQL Server が起動して以降、入出力操作に費やした時間を返します。 結果は CPU 時間の増分 ("ティック") で返され、これはすべての CPU 時間を累積したものです。したがって、実際の経過時間を超える場合があります。 マイクロ秒に変換するには、@@TIMETICKS を乗算します。

注意

@@CPU_BUSY または @@IO_BUSY で返された時間が約 49 日の累積 CPU 時間を超えている場合、演算オーバーフロー警告が発生します。この場合、@@CPU_BUSY、@@IO_BUSY、および @@IDLE の各変数の値は正確な値ではありません。

適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで)

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

@@IO_BUSY

戻り値の型

integer

説明

SQL Server の統計情報を含むレポートを表示するには、sp_monitor を実行します。

使用例

次の例では、SQL Server の起動時から現在までの入出力操作時間をミリ秒単位で返します。 値をマイクロ秒に変換するときに演算オーバーフローが発生しないようにするため、この例では値の 1 つを float 型に変換しています。

SELECT @@IO_BUSY*@@TIMETICKS AS 'IO microseconds', 
   GETDATE() AS 'as of';

次に一般的な結果セットを示します。

IO microseconds as of                 
--------------- ----------------------
4552312500      12/5/2006 10:23:00 AM 

関連項目

参照

sys.dm_os_sys_info (Transact-SQL)

@@CPU_BUSY (Transact-SQL)

sp_monitor (Transact-SQL)

システム統計関数 (Transact-SQL)