次の方法で共有


FILE_ID (Transact-SQL)

現在のデータベースの中にある、指定された論理ファイル名のファイル識別 (ID) 番号を返します。

重要

この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。代わりに FILE_IDEX を使用してください。

適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで)

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

FILE_ID ( file_name )

引数

  • file_name
    sysname 型の式です。ファイル ID を返すファイルの名前を表します。

戻り値の型

smallint

説明

file_name は、sys.master_files または sys.database_files カタログ ビューの name 列に表示される論理ファイル名に対応しています。

SQL Server では、フルテキスト カタログに 32,767 より大きいファイル識別番号が割り当てられます。 FILE_ID 関数の戻り値の型は smallint であるため、この関数をフルテキスト ファイルに使用することはできません。 代わりに FILE_IDEX を使用してください。

使用例

次の例では、AdventureWorks_Data というファイルのファイル ID が返されます。

USE AdventureWorks2012;
GO
SELECT FILE_ID('AdventureWorks2012_Data')AS 'File ID';
GO

以下に結果セットを示します。

File ID 
------- 
1
(1 row(s) affected)

関連項目

参照

SQL Server 2014 データベース エンジンの非推奨機能

FILE_NAME (Transact-SQL)

メタデータ関数 (Transact-SQL)

sys.database_files (Transact-SQL)

sys.master_files (Transact-SQL)