sp_addsrvrolemember (Transact-SQL)

ログインを固定サーバーロールのメンバーとして追加します。

重要

この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新しい開発作業では、この機能の使用を避け、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正するようにしてください。代わりに ALTER SERVER ROLE を使用してください。

適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで)

構文

sp_addsrvrolemember [ @loginame= ] 'login' 
    , [ @rolename = ] 'role'

[ @loginame = ] 'login'
固定サーバーロールに追加するログインの名前を指定します。 login のデータ型は sysname で、既定値はありません。 login には SQL Server ログインまたは Windows ログインを指定できます。 Windows ログインに対して、SQL Server へのアクセスが許可されていない場合は、アクセスが自動的に許可されます。
[ @rolename = ] 'role'
ログインを追加する固定サーバーロールの名前を指定します。 role のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。次のいずれかの値を指定する必要があります。
- sysadmin
- securityadmin
- serveradmin
- setupadmin
- processadmin
- diskadmin
- dbcreator
- bulkadmin

0 (成功) または 1 (失敗)

ログインを固定サーバーロールに追加すると、そのロールに関係付けられている権限がログインに与えられます。

sa ログインと public のロールメンバーシップを変更することはできません。

メンバーを固定データベースロールまたはユーザー定義のロールに追加するには、sp_addrolemember を使用します。

ユーザー定義のトランザクション内からは sp_addsrvrolemember を実行できません。

新しいメンバーを追加するロールのメンバーシップが必要です。

次の例では、Windows ログイン Corporate\HelenS を固定サーバーロール sysadmin に追加します。

EXEC sp_addsrvrolemember 'Corporate\HelenS', 'sysadmin';
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