sp_cycle_agent_errorlog (Transact-SQL)
サーバーを再起動するときと同様に、現在の SQL Server エージェント エラー ログ ファイルを閉じ、SQL Server エージェント エラー ログの拡張番号を使い回します。 新しい SQL Server エージェント エラー ログには、新しいログが作成されたことを示す行が含まれます。
適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで) |
構文
sp_cycle_agent_errorlog
リターン コードの値
0 (成功) または1 (失敗)
結果セット
なし
説明
SQL Server を起動するたび、現在の SQL Server エージェント エラー ログの名前は SQLAgent.1 に変更され、SQLAgent.1 は SQLAgent.2 に、SQLAgent.2 は SQLAgent.3 へと名前が変更されます。 sp_cycle_agent_errorlog を使用すると、サーバーを再起動しなくても、エラー ログ ファイルを使い回すことができます。
このストアド プロシージャは、msdb データベースから実行する必要があります。
権限
sp_cycle_agent_errorlog の実行権限は、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーに制限されます。
使用例
次の例では、SQL Server エージェント エラー ログを使い回します。
USE msdb ;
GO
EXEC dbo.sp_cycle_agent_errorlog ;
GO