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sp_grant_login_to_proxy (Transact-SQL)

プロキシに対するアクセス権をセキュリティ プリンシパルに与えます。

適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで)

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_grant_login_to_proxy 
     { [ @login_name = ] 'login_name' 
     | [ @fixed_server_role = ] 'fixed_server_role' 
     | [ @msdb_role = ] 'msdb_role' } , 
     { [ @proxy_id = ] id | [ @proxy_name = ] 'proxy_name' }

引数

  • [ @login_name = ] 'login_name'
    アクセス権を与えるログイン名を指定します。 login_name のデータ型は nvarchar(256) で、既定値は NULL です。 @login_name@fixed_server_role@msdb_role のいずれかを指定する必要があります。指定しない場合、ストアド プロシージャは失敗します。

  • [ @fixed_server_role= ] 'fixed_server_role'
    アクセス権を与える固定サーバー ロールを指定します。 fixed_server_role のデータ型は nvarchar(256) で、既定値は NULL です。 @login_name@fixed_server_role@msdb_role のいずれかを指定する必要があります。指定しない場合、ストアド プロシージャは失敗します。

  • [ @msdb_role= ] 'msdb_role'
    アクセス権を与える msdb データベースのデータベース ロールを指定します。 msdb_role のデータ型は nvarchar(256) で、既定値は NULL です。 @login_name@fixed_server_role@msdb_role のいずれかを指定する必要があります。指定しない場合、ストアド プロシージャは失敗します。

  • [ @proxy_id= ] id
    アクセス権の対象となるプロキシの識別子を指定します。 id のデータ型は int で、既定値は NULL です。 @proxy_id または @proxy_name を指定する必要があります。指定しない場合、ストアド プロシージャは失敗します。

  • [ @proxy_name= ] 'proxy_name'
    アクセス権の対象となるプロキシの名前を指定します。 proxy_name のデータ型は nvarchar(256) で、既定値は NULL です。 @proxy_id または @proxy_name を指定する必要があります。指定しない場合、ストアド プロシージャは失敗します。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

説明

sp_grant_login_to_proxymsdb データベースから実行する必要があります。

権限

sp_grant_login_to_proxy を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーだけです。

使用例

次の例では、ログイン adventure-works\terrid に対してプロキシ Catalog application proxy の使用を許可します。

USE msdb ;
GO

EXEC dbo.sp_grant_login_to_proxy
    @login_name = N'adventure-works\terrid',
    @proxy_name = N'Catalog application proxy' ;
GO

関連項目

参照

CREATE LOGIN (Transact-SQL)

sp_add_proxy (Transact-SQL)

sp_revoke_login_from_proxy (Transact-SQL)