sys.tables (Transact-SQL)
SQL Server 内のユーザー テーブルごとに 1 行のデータを返します。
適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで)、Windows Azure SQL データベース (初回のリリースから現在のバージョンまで) |
列名 |
データ型 |
説明 |
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<継承された列> |
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このビューが継承する列の一覧については、「sys.objects (Transact-SQL)」を参照してください。 |
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lob_data_space_id |
int |
0 以外の値は、このテーブルのラージ オブジェクト バイナリ (LOB) データを格納するデータ領域 (ファイル グループまたはパーティション構成) の ID です。 LOB データ型の例には、varbinary(max)、varchar(max)、geography、xml が含まれます。 0 = テーブルには LOB データが含まれません。 |
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filestream_data_space_id |
int |
FILESTREAM ファイル グループまたは FILESTREAM ファイル グループから成るパーティション構成のデータ領域 ID です。 FILESTREAM ファイル グループの名前を報告するには、SELECT FILEGROUP_NAME (filestream_data_space_id) FROM sys.tables クエリを実行します。 sys.tables は、filestream_data_space_id = data_space_id で次のビューに結合できます。
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max_column_id_used |
int |
このテーブルで使用される列 ID の最大値です。 |
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lock_on_bulk_load |
bit |
テーブルは、一括読み込みにロックされます。 詳細については、「sp_tableoption (Transact-SQL)」を参照してください。 |
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uses_ansi_nulls |
bit |
テーブルは、SET ANSI_NULLS データベース オプションが ON の場合に作成されます。 |
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is_replicated |
bit |
1 = テーブルは、スナップショット レプリケーションまたはトランザクション レプリケーションを使用してパブリッシュされます。 |
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has_replication_filter |
bit |
1 = テーブルにはレプリケーション フィルターがあります。 |
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is_merge_published |
bit |
1 = テーブルは、マージ レプリケーションを使用してパブリッシュされます。 |
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is_sync_tran_subscribed |
bit |
1 = テーブルは、即時更新サブスクリプションを使用してサブスクライブされます。 |
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has_unchecked_assembly_data |
bit |
1 = テーブルに、前回の ALTER ASSEMBLY で定義が変更されたアセンブリに依存する、持続データが含まれています。 このデータは、DBCC CHECKDB または DBCC CHECKTABLE が次回正常に終了した後、0 にリセットされます。 |
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text_in_row_limit |
int |
text in row で許可される最大バイト数です。 0 = text in row オプションは設定されていません。 詳細については、「sp_tableoption (Transact-SQL)」を参照してください。 |
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large_value_types_out_of_row |
bit |
1 = 大きい値の型は行外に格納されます。 詳細については、「sp_tableoption (Transact-SQL)」を参照してください。 |
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is_tracked_by_cdc |
bit |
1 = テーブルで変更データ キャプチャが有効になっています。 詳細については、「sys.sp_cdc_enable_table (Transact-SQL)」を参照してください。 |
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lock_escalation |
tinyint |
テーブルの LOCK_ESCALATION オプションの値です。 0 = TABLE 1 = DISABLE 2 = AUTO |
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lock_escalation_desc |
nvarchar(60) |
テーブルの lock_escalation オプションについての説明テキストです。 有効値は、TABLE、AUTO、および DISABLE です。 |
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is_filetable |
bit |
1 = テーブルは FileTable です。 FileTable の詳細については、「FileTables (SQL Server)」を参照してください。
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durability |
tinyint |
返される値は次のとおりです。 0 = SCHEMA_AND_DATA 1 = SCHEMA_ONLY 値 0 が既定値です。
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durability_desc |
nvarchar(60) |
返される値は次のとおりです。 SCHEMA_AND_DATA SCHEMA_ONLY 値 SCHEMA_AND_DATA は、テーブルが持続性のあるインメモリ テーブルであることを示します。 SCHEMA_AND_DATA は、メモリ最適化テーブルの既定値です。 値 SCHEMA_ONLY は、メモリ最適化オブジェクトでは、データベースを再起動した場合にテーブル データの更新内容が保存されないことを示します。
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is_memory_optimized |
bit |
返される値は次のとおりです。 0 = メモリ最適化ではありません。 1 = メモリ最適化です。 値 0 が既定値です。 メモリ最適化テーブルは、他のユーザー テーブルと同様にスキーマがディスク上に保存されるメモリ内のユーザー テーブルです。 メモリ最適化テーブルには、ネイティブ コンパイル ストアド プロシージャからアクセスできます。
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権限
カタログ ビューでのメタデータの表示が、ユーザーが所有しているかそのユーザーが権限を許可されている、セキュリティ保護可能なメタデータに制限されます。 詳細については、「メタデータ表示の構成」を参照してください。
使用例
次の例は、主キーを持たないすべてのユーザー テーブルを返します。
SELECT SCHEMA_NAME(schema_id) AS schema_name
,name AS table_name
FROM sys.tables
WHERE OBJECTPROPERTY(object_id,'TableHasPrimaryKey') = 0
ORDER BY schema_name, table_name;
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関連項目
参照
オブジェクト カタログ ビュー (Transact-SQL)
DBCC CHECKTABLE (Transact-SQL)