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@@SERVERNAME (Transact-SQL)

SQL Server を実行しているローカル サーバーの名前を返します。 

適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで)、Windows Azure SQL データベース (初回のリリースから現在のバージョンまで)

トピック リンク アイコン Transact-SQL 構文表記規則

構文

@@SERVERNAME

戻り値の型

nvarchar

説明

サーバー名には、インストール時に SQL Server セットアップ プログラムによってコンピューター名が設定されます。 サーバーの名前を変更するには、sp_addserver を使用し、その後 SQL Server を再起動します。

SQL Server の複数のインスタンスがインストールされている状態で、ローカル サーバー名がセットアップ以降変更されていない場合は、@@SERVERNAME によって次のローカル サーバー名情報が返されます。

インスタンス

サーバー情報

既定のインスタンス

'servername'

名前付きインスタンス

'servername\instancename'

フェールオーバー クラスター インスタンス - 既定のインスタンス

'virtualservername'

フェールオーバー クラスター インスタンス - 名前付きインスタンス

'virtualservername\instancename'

@@SERVERNAME 関数が返す文字列と、SERVERPROPERTY 関数の SERVERNAME プロパティが返す文字列は、形式は似ていますが、その情報は異なる可能性があります。 SERVERNAME プロパティの場合は、コンピューターのネットワーク名の変更を自動的にレポートします。

これに対して、@@SERVERNAME はこのような変更をレポートしません。 @@SERVERNAME は、sp_addserver ストアド プロシージャまたは sp_dropserver ストアド プロシージャを使用して、ローカル サーバー名に加えられた変更をレポートします。

使用例

次に、@@SERVERNAME の使用例を示します。

SELECT @@SERVERNAME AS 'Server Name'

次に結果セットの例を示します。

Server Name
---------------------------------
ACCTG

関連項目

参照

構成関数 (Transact-SQL)

SERVERPROPERTY (Transact-SQL)

sp_addserver (Transact-SQL)