sp_invalidate_textptr (Transact-SQL)
トランザクション内の、指定した行内テキスト ポインターまたはすべてのテキスト ポインターを無効にします。 sp_invalidate_textptr は、行名テキスト ポインターに対してのみ使用できます。 これらのポインターは、text in row オプションが有効になっているテーブルからのポインターです。
適用対象: SQL Server (SQL Server 2008 から現在のバージョンまで) |
構文
sp_invalidate_textptr [ [ @TextPtrValue = ] textptr_value ]
引数
- [ @TextPtrValue= ] textptr_value
無効にする行内テキスト ポインターを指定します。 textptr_value のデータ型は varbinary(16) で、既定値は NULL です。 NULL の場合、sp_invalidate_textptr ではトランザクション内のすべての行内テキスト ポインターが無効になります。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
説明
SQL Server では、各データベースの各トランザクションに、アクティブで有効な行内テキスト ポインターを 1,024 個まで使用できます。ただし、複数のデータベースにまたがるトランザクションの場合は、各データベースに行内テキスト ポインターを 1,024 個まで使用できます。 sp_invalidate_textptr を使用すると、行内テキスト ポインターを無効にして他の行内テキスト ポインター用に領域を解放できます。
text in row オプションの詳細については、「sp_tableoption (Transact-SQL)」を参照してください。
権限
public ロールのメンバーシップが必要です。
関連項目
参照
データベース エンジンのストアド プロシージャ (Transact-SQL)