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ソリューションとデータ ソースの作成 (中級者向けデータ マイニング チュートリアル)

 

対象: SQL Server 2016 Preview

データ マイニングを使用するには、最初に SQL Server Data Tools (SSDT) で **[Analysis Services 多次元およびデータ マイニング プロジェクト]**テンプレートを使用して、プロジェクトを作成する必要があります。 テンプレートを開くと、データ ソース、マイニング構造、マイニング モデル、さらにマイニング構造で多次元データが使用される場合はキューブまで、データ マイニングに必要なすべてのスキーマがデザイナーに読み込まれます。

プロジェクトを作成すると、ソリューションは配置されるまでローカル ファイルとして保存されます。 ソリューションを配置すると、プロジェクトのプロパティに指定された Analysis Services サーバーが Analysis Services によって検索され、プロジェクトと同じ名前の新しい Analysis Services データベースが作成されます。 既定では、 Analysis Services は新しいプロジェクトに対して localhost インスタンスを使用します。 名前付きインスタンスを使用している場合、または既定のインスタンスに別の名前を指定した場合は、プロジェクトの配置データベース プロパティを、データ マイニング オブジェクトを作成する場所に変更する必要があります。

詳細については Analysis Services プロジェクトを参照してください #40; (&)、Analysis Services プロジェクトを作成します。SSDT )します。

このチュートリアル用の新しい Analysis Services プロジェクトを作成するには

  1. SQL Server Data Tools (SSDT) を開きます。

  2. [ファイル] メニューの **[新規作成]**をポイントし、 **[プロジェクト]**をクリックします。

  3. [インストールされているテンプレート] ペインの [Analysis Services 多次元およびデータ マイニング プロジェクト] をクリックします。

  4. [名前] ボックスに、新しいプロジェクトの名前「 DM Intermediate」を入力します。

  5. **[OK]**をクリックします。

データ マイニング オブジェクトを格納するインスタンスを変更するには (オプション)

  1. SQL Server Data Tools (SSDT)で、 [プロジェクト] メニューの **[プロパティ]**をクリックします。

  2. [プロパティ ページ] ペインの左側で、 **[配置]**をクリックします。

  3. サーバー名 **** が localhostであることを確認します。 別のインスタンスを使用する場合は、インスタンスの名前を入力します。 Analysis Servicesの名前付きインスタンスを使用する場合は、コンピューター名とインスタンス名を入力します。 **[OK]**をクリックします。

プロジェクトの配置プロパティを変更するには (オプション)

  1. ソリューション エクスプ ローラーで、[プロジェクトを右クリックして [ プロパティします。

    -- または --

    SQL Server Data Tools (SSDT)で、 [プロジェクト] メニューの **[プロパティ]**をクリックします。

  2. [プロパティ ページ] ペインの左側で、 **[配置]**をクリックします。

    [オプション] ペインで **[配置モード]**をクリックし、上書きする場合はオプションを [すべて配置] に設定し、オブジェクトを更新するかオブジェクトを追加する場合は [変更のみを配置] に設定します。

データ ソースの作成

「基本的なデータ マイニング チュートリアル」では、 データベースの接続情報を格納する データ ソース AdventureWorksDW2012 を作成しました。 このソリューションでは、同じ手順で AdventureWorksDW2012 データ ソースを作成します。

データ ソースを作成するには

1 つのデータ ソースで複数のデータ ソース ビューをサポートできます。また、各データ ソース ビューには複数のテーブルを含めることができます。 ただし、データ ソースおよびデータ ソース ビューは、作成するデータ マイニング モデルと共に Microsoft SQL Server Analysis Services データベースに配置されるため、各データ ソース ビューにはデータ マイニング モデルまたはモデルのグループごとに必要なテーブルのみを含めるようにしてください。

以降のレッスンでは、それぞれの新しいシナリオをサポートするデータ ソース ビューを追加します。 マーケット バスケットのレッスンとシーケンス クラスターのレッスンのみ、同じデータ ソース ビューを使用します。それ以外は、各シナリオは異なるデータ ソース ビューを使用するため、各レッスンは互いに無関係であり、別々に実行できます。

Scenario データ ソース ビューに含まれているデータ
レッスン 2: 予測シナリオ #40; 中級者向けデータ マイニング チュートリアル ) の作成 単一のビューとして収集された、各地域での各自転車モデルの月間の売上レポート。
レッスン 3: マーケット バスケット シナリオの作成 (中級者向けデータ マイニング チュートリアル) 顧客注文の一覧を含むテーブルと、各顧客の購入記録を示す入れ子になったテーブル。
レッスン 4: シーケンス クラスタ リングのシナリオと #40; 中級者向けデータ マイニング チュートリアル ) の作成 マーケット バスケット分析に使用したものと同じデータに、品目の購入順序を示す識別子が追加されています。
レッスン 5: ニューラル ネットワークおよびロジスティック回帰モデルの作成 (中級者向けデータ マイニング チュートリアル) コール センターのいくつかの事前パフォーマンス追跡データを含む単一のテーブル。

次のレッスン

レッスン 2: 予測シナリオ #40; 中級者向けデータ マイニング チュートリアル ) の作成

参照

データ マイニング プロジェクト
多次元モデルのデータ ソース ビュー