SaveChangeWithChangeUnitsContext.DestinationVersionSuppliedForChange プロパティ
同期先プロバイダが変更適用元に渡した元のバージョンを格納する ItemChange オブジェクトを取得します。
名前空間: Microsoft.Synchronization
アセンブリ: Microsoft.Synchronization (microsoft.synchronization.dll 内)
構文
'宣言
Public ReadOnly Property DestinationVersionSuppliedForChange As ItemChange
'使用
Dim instance As SaveChangeWithChangeUnitsContext
Dim value As ItemChange
value = instance.DestinationVersionSuppliedForChange
public ItemChange DestinationVersionSuppliedForChange { get; }
public:
property ItemChange^ DestinationVersionSuppliedForChange {
ItemChange^ get ();
}
/** @property */
public ItemChange get_DestinationVersionSuppliedForChange ()
public function get DestinationVersionSuppliedForChange () : ItemChange
プロパティ値
同期先プロバイダが変更適用元に渡した元のバージョンを格納する ItemChange オブジェクトです。
解説
このプロパティは、オプティミスティック同時実行制御チェックを実装するために使用できます。これを行うには、同期先プロバイダは、返された ItemChange オブジェクトに格納されているバージョンと、メタデータ内の現在のバージョンを比較します。2 つのバージョンが異なっていれば、変更の適用が開始された時刻と INotifyingChangeApplierTarget.SaveChangeWithChangeUnits が呼び出された時刻の間に、同期先レプリカの項目が変更されています。この場合、同期先プロバイダは RecordRecoverableErrorForChangeUnit を使用してエラーを報告する必要がありますが、この変更のメタデータや項目データは適用しないでください。この同時実行制御チェックは、チェックの実行前に、メタデータ ストアで両方のバージョンが更新されている場合のみ有効です。たとえば、項目ストアで項目の変更が行われると同時にメタデータ ストアでバージョンが更新されるシステムはこれに該当します。
参照
リファレンス
SaveChangeWithChangeUnitsContext クラス
SaveChangeWithChangeUnitsContext メンバ
Microsoft.Synchronization 名前空間